攻撃的な人との関わり方

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攻撃的な人に対応するには、苦慮します。
例えば、日頃から何かのストレスがたまっていたり、常に恨みや不満をもっているために、
立場が弱かったり、力が弱かったり、甘えを受けとめてくれる人に対して、
怒鳴り、怒り、日頃のうっぷんを晴らす。
本人はそういった本当の原因に気づいていなくて、怒鳴るのは正当性があって、
怒鳴られる人が怒鳴られることをしたから怒鳴られて当然だ。
ヘマをやったあいつのせいで、怒鳴りたくもないのに怒鳴らされた。などと思っていたりします。

怒りの感情の背景には寂しさや不安がある

人がヘマしたとしても、失敗したからといって、怒鳴るという理屈は通ってないのですが。
注意喚起や、今後の行動修正のためには、むしろ、普通に話せばよいだけなのですが。
その辺りの理屈はすっ飛ばして感情的になってしまうタイプの人間が
そういった攻撃的な行動にでる人でもあります。本当に手に負えません。

対策は、攻撃的な人だと感じたら、距離をおくのが一番です。
家庭内ではDV ドメスティックバイオレンス、職場では、パワハラ、パワーハラスメント、
の加害者になるタイプの人です。

暴力行為もあるのであれば、シェルターという制度もあるので、
民生委員や市町村に相談することもできます。
こうした怒りの感情の背景には寂しさや不安が秘められているのです。

パワハラには責任者への相談で適切に対処する

会社内でパワハラがひどい場合は、まずは、上司や、攻撃的な行動をとる人よりも
立場が上の人に相談するのがよいでしょう。
しかし、現実的には、それもなかなか改善されることはないと思います。
なので、あまりにひどい場合は、部所の配置替えを希望するとか、
あるいは、退職ということになってしまうことが多いかもしれません。

攻撃的な人に対して仕返しをすれば、攻撃された側の痛みを
少しは知ってくれるのではないか、もしかすると悪かったと気づいてくれることが
あるかもしれないと考えるかもしれませんが、それは全く意味のないことになります。

あるいは、ただ単に、腹が立つから仕返ししたいと思うかもしれません。
ですが、このタイプの人は、過去に他人から攻撃された経験をもっている人も多く、
自分が痛みを知っているからといって、
「自分がされて嫌なことを他人にしてはいけない」という道徳心があるとは限らないのです。
そして、建前で知っているだけでは、実際の行動に繋がらないのです。

メンタルケアを推進することで社会から怒りの感情を減らす

他人から攻撃されたときにその痛みを知り、自分が誰かをひどいめに合わせたことを
後悔したり、反省したりするとは限らないのです。
それでは、反対に従属的に従っていればいいのかというと、そうでもありません。
ますます要求がエスカレートしてきて、ますます追い詰められ、困る状況に陥るからです。

攻撃的な人とどう付き合っていくのかは、本当に困ったものです。
関係を断ってしまって関わらなくするか、それが出来ない場合は、
距離をおいてなるべく関わる時間を少なくするしか方法がないのですから。
社会にメンタルケアが普及し、怒りの感情が癒されることを願うばかりです。

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