ファインディングドリーは大人も子供も楽しめる映画と言えるでしょう。
ディズニーの、ピクサー映画なので、やはりキャラクターの顔や動き方にくせがあるので、
この手のアニメが嫌いな人にとっては、好きにはなれないかもしれません。
でも、ストーリーは多くの方が賛同するのではないかと思います。
家族愛がテーマだと思いますが、家族で映画を見れば、それぞれの立場で考えることも色々あると思います。
ファインディングドリー声優子供役は誰?
さらに、声優陣が良い効果をあげていたと思います。
特に、赤ちゃん時代のドリーの声優さんは誰だろう?と思うほどにすごくはまり役でした。
ファインディングドリーの小さいころのドリーをやっているのは、
子役で活躍している青山ららという子です。
舌足らずの言い回し方が、すごくかわいらしい感じがしましたし、
すぐに色々なことを忘れてしまって、それをひけめに感じているという雰囲気もすごくよくでていました。
ファインディングドリー声優吹き替えは誰?
ファインディングドリーの吹き替えをやっている声優さんをあげてみると、
主役のドリーは室井滋、マーリンは木梨憲武で、前作のニモのときからの同じ配役です。
室井滋さん、流石、上手いです。ついつい、ドリーの気持ちに感情移入してしまいました。
ベビードリーは青山らら、ニモは、前作とは代わって、菊地 慶。
足が一本足らないタコのハンクは、上川隆也。これは見当もつきませんでした。
映画のあとでわかって意外でした。なかなかいい味がでていました。(タコだけに・・)
じんべいざめのデスティニー役は、中村あん。
そして、マンボウの声を、さかなクンがやっていたんですね。
いつもの甲高い声ではなくて、マンボウらしい、低い声をやっていましたよ。
そして、映画中も笑ってしまったのが、八代亜紀さん。なんで、八代亜紀さんなのかはわかりませんが、
日本版では八代亜紀さん、外国では、国によって違うのでしょう。その国の歌手か有名人がやっているのでしょう。
あのタイミングで、あの声で、あのセリフで八代亜紀さんがでてくるのが、なんとも可笑しかったです。
この笑いは、日本に住んでいない外国の人にはわからないと思うのですが。
さかなクンが監修に参加してるようなので、もしかするとさかなクンの案かもしれませんね。
いずれにせよ日本人スタッフ側が考えたのでしょう。
ファインディングドリー全体の感想
ドリーが忘れっぽいキャラクターで、すぐ忘れてしまうが故に失敗したり、
周囲の者たちへ意図せずに迷惑をかけてしまっているのですが、
それを知って同情して助けてくれる仲間たちや、愛情いっぱいのパパとママがでてくるお話です。
親友は、どんなことがあっても味方してくれるんだなあ、という思いにもなれるし、
父母という存在は、子供が少し変わった子であったり、能力が足りない子であっても、
常にその身を案じ、幸せを願い、子供を精一杯愛しているものなのだなあと思わされました。
また、自分が親の立場になったときには、そうでなければならないとも思います。
能力のあるなしにかかわらず、障害のあるなしにかかわらず、
他の人とちがっている変な性格や変な特徴があったとしても、
その子の中の「できる」部分を大事にしてあげて、その子なりの成長を助けてあげて、
その子を信じてあげること。
このストーリーは、ドリーが忘れっぽいものだから面白いものになっているし、
過去の記憶につながりがある物を目にすることで、どんどん過去のことを思い出していき、
思い出すと、興奮してしまって、ますますドタバタ劇になっていくという感じです。
ドリーは、なんでもすぐに忘れてしまうという欠点を持っているけれども、
絶対にパパとママを探すんだ!という意志も非常に強かった。
そして、未知や怖いことにもチャレンジする勇気も持っていた。
自分に強い意志と勇気があり、そこに仲間の助けが加わって夢はかなえられる。
そういったメッセージがこめられているように感じました。
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