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「完璧じゃないと意味がない」と思っていた私が、“ゆるめる勇気”を持てるようになるまで

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1. 過去の私へ──“完璧でなければ意味がない”マインド

「1ミスで全てが台無し」「もっと丁寧にやればよかった」と、自分を責め続ける日々。そんな毎日を送っていた私は、日常の小さなことですら自分に一切のゆるさを許せませんでした。

たとえば、するべきリストや予定スケジュール、計画立ててもちゃんと達成できなかったり…。介護の仕事をしている時は、何を優先してするべきか分からなくなったり、仕事が少しでも遅れてしまうと「ああ、自分は仕事ができない」と落ち込んでしまうこともありました。

ほんの些細なミスなのに、それが一日中頭から離れない。「また完璧にできなかった」「今思ったら、なぜこうしなかったんだろう」と思っては自己嫌悪に陥る──そんな毎日でした。

そんな時、同僚にふとこんなことを言われたのです。

「あなたって、いつも丁寧にやってくれてるよね。そこが素敵だと思う。」

──この言葉が、私の考え方に小さな変化のきっかけをくれました。

2. 気づき:自分は“完璧さ”を追いすぎていた

その言葉を聞いた時、私はハッとしました。

「完璧でないと意味がない」
「失敗=自分の価値が下がる」
「少しでもミスしたら信頼されなくなる」

──そんな思い込みが、心の負担を生み出していたのだと気づいたのです。

その日以来、「この考え方をちょっと変えてみたい」と思うようになりました。すぐに大きく変われたわけではないけれど、少しずつ、“今のままじゃしんどい”という思いが、行動に変わっていったのです。

2.5 なぜ完璧主義から抜け出せないのか?

完璧主義から抜け出したいと思いながら、なかなか手放せない。実はそれって、とても自然なことだと思います。私もずっとそうでした。

「失敗=見放される」という不安

心の奥には、「失敗したら認めてもらえないかもしれない」「うまくやらなければ誰かに見捨てられるかも」という気持ちや見捨てられ不安がありました。
子どもの頃、「ちゃんとできた時だけ褒められた」とか、「ミスすると怒られた」「あなたは悪い子」と言われてきた経験があると、そういう思考が無意識に染みついてしまうんですよね。

頑張り=価値だと思い込んでいた

小さい頃から「結果が全て。結果に出てないなら意味ない」と言われて育ち、何かで結果を出して、それでようやく「自分には価値がある」と思えていた私。だから、完璧を求めることをやめるのは、自分を否定するようで怖かったのです。

達成感のクセになっていた

完璧に仕上げたときの「やりきった感」「評価された嬉しさ」は、やっぱり心地良いものです。それがあるから、また同じように頑張ろうとする。知らないうちに、頑張ること自体が快感になっていたのでした。このこと自体は、次へのステップや成長の元となるので、向上心が強くなっていくので良い事なのです。これがあるからこそ、何度でも立ち上がっていけます。

アドラー心理学からのヒント:「誰かの役に立てている感覚」

そんなときに出会ったのが、アドラー心理学の考え方でした。そこでは、「誰かに認めてもらうこと」よりも、「自分が誰かの役に立っていると感じられること」が大事だとされています。

「完璧じゃないと見放される」と思っていた私にとって、その考えはとてもやさしく響きました。

「ちょっとしたことでも、誰かにとって意味のある行動になっている」
「完璧じゃなくても、一緒にいられる関係はある」

「毎日笑顔で関わると笑顔で返してくれる」など些細なことだけど、これだけでもちゃんと役に立てているんだと、そう思うと、心なしかホッとして心が軽くなるのです。

3. 思考の変換ステップ(1):“自分を責める”言葉を“自分を認める”言葉に

まず試したのは、自分にかける言葉を少し変えてみることでした。

  • Before:「また失敗した…私はダメだ」
  • After:「うまくいかなかったけど、今日もちゃんとやろうとした私えらい」

最初は違和感がありました。でも、何度か繰り返すうちに、少しずつ心にやさしく染み込んできたような気がします。

4. 思考の変換ステップ(2):「不完全でもいい」にしてみる

うまくいかない日もあったけど、「今日はちょっとだけ違う選択をしてみようかな」と、自分なりのチャレンジを続けました。

たとえば、

  • 一日のスケジュールは完璧にこなさなくてもいい。少しできなくても、ずれても全然大丈夫とスケジュールに執着しない
  • なにかミスして「すみません」と謝った後は、きちんと自分を労う

そんな“小さなゆるし”を積み重ねることで、「完璧じゃなくても、案外うまくいくこともあるんだ」と思えるようになってきました。

5. 行動を通じて“ゆるさ”に慣れていく

頭で理解しても、やっぱり行動に移すのは勇気がいります。でも、ある日、「今日はこれで良し」と自分に言ってあげた時、不思議と気持ちが軽くなりました。

仕事は、突発的な対応や臨時応変が求められて、「いつも理想通り」にはいかないこともあります。そんなときに、「できることをやったなら、それで十分」と思えるようになると、肩の力が抜けて仕事が前より少しだけ楽になりました。

6. 「わかっているのに責めてしまう」ときの心の扱い方

「完璧じゃなくていい」「認められることがすべてじゃない」と頭ではわかっていても──それでもちょっとしたミスをしたとき、ふっと「やっぱりダメだな」と自分を責めてしまう瞬間、ありませんか?

私も何度も何度もありました。そして、繰り返すたびに「わかってるのに、どうしてまた…」と、がっかりしてしまう。そして、またひどく責めてしまいがちです。

でも、そういう時こそ、自分を突き放すのではなく、そっと寄り添うようにしたいと思っています。

「今の自分、ちょっと焦ってるな」
「本当はもっと安心したいだけなんだな」

そうやって、“責める声”の奥にある本音に気づいてあげると、少しずつ落ち着いてきます。

必要なのは正しさじゃなくて、やさしさ。
その声に耳を傾けるだけでも、十分変化の一歩になります。

まとめ:完璧じゃなくても、人とのつながりは壊れない

ステップ やってみたこと 気持ちの変化
言葉を変える 自分を責めないセルフトーク 少し安心できるように
思考を変える 完璧じゃなくても価値があると思ってみる 心が軽くなった
行動を変える 手を抜く・甘える練習 それでも受け入れてもらえる実感

「完璧でありたい(認められたい)」「ミスしたらがっかりされる」

そんなふうに思っていた私。でも、少しずつ試してみる中で、

完璧じゃなくても、大事にしてもらえる

不完全な自分でも、誰かの役に立てる

そう思える場面が増えてきました。

完璧を目指すことは悪いことじゃないけれど、それが自分を苦しめているなら、少しずつゆるめてみませんか?

今日のあなたの“70点”、きっと誰かにはじゅうぶん素敵に映っています。

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