初めてでも分かる青色申告~5つのステップで迷わない~

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「青色申告って聞いたことはあるけど、正直よく分からない…」という方も多いのではないでしょうか?

フリーランスや副業を始めたばかりの方にとって、確定申告は初めての壁。この記事では、初めてでも迷わない「青色申告」の基本と進め方を、やさしく解説します。


① 青色申告とは?白色との違いを超シンプルに解説

青色申告と白色申告は、個人事業主やフリーランスが確定申告をする際の2つの方式です。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットが異なります。

青色申告とは、税金を軽減できる「ちょっとお得な申告方法」です。白色申告と比べて、以下のようなメリットがあります:

  • 最大65万円の所得控除が受けられる(※要件あり)
  • 赤字を翌年以降に繰り越せる
  • 家族への給与を必要経費にできる

ただし、帳簿をしっかりつける「複式簿記」や申請手続きが必要になります。

白色申告は、青色申告のように事前申請は不要で、開業したらそのまま適用されます。帳簿付け(事業活動における金銭の動きなどを記録して、経営状況を把握するための記録)が簡単であるが、赤字も翌年以降に繰り越せず、また、家族への給与を必要経費にできません。そのため、節税メリットはほとんどありません。

複式簿記ってなに??
取引を「原因」と「結果」の両面から記録する方法です。すべての取引を「借方(左側)」と「貸方(右側)」に分けて記帳し、資産や負債の増減を明確に把握できる仕組みとなっています。


② なぜ青色申告がおすすめ?実際の節税効果

たとえば年間所得300万円の場合、青色申告で65万円の控除を受ければ、課税対象は235万円に。

仮に10%の所得税がかかるとしても、単純計算で6.5万円の節税に繋がります。住民税や国民健康保険も連動して下がる可能性があるため、実質的な効果はさらに大きくなります。


③ 青色申告のやり方を5ステップで解説

  1. 税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出
    • 開業から2ヶ月以内、またはその年の3月15日までに提出します。
  2. 会計ソフトを用意
    • freee、マネーフォワード、弥生会計などのクラウドソフトが人気です。
  3. 日々の取引を記録
    • 複式簿記が基本だが、クラウド会計なら自動化も可能です。
  4. 年末に帳簿を締めて確定申告書を作成
    • ソフトのガイドに従えば、初めてでも操作しやすくなります。
  5. e-Taxまたは紙で提出
    • 電子申告なら控除額が増える特典もあるようです。

④ 初めてでもできた!実体験&失敗談シェア

「青色申告なんて無理!」と思っていた筆者も、freeeの会計ソフトで簡単にできました。最初は領収書の整理が不十分で焦りましたが、月1回の記帳ルーティンを作ったことでスムーズに。

よくある失敗例:

  • 青色申告承認申請書の提出忘れ
  • 現金とクレジットカードの支出がごちゃまぜ
  • 領収書の紛失

⑤ まとめ:まずはここから始めよう!初心者向けチェックリスト

  • 開業届を提出した?
  • 青色申告承認申請書を出した?
  • 会計ソフトを決めた?
  • 領収書や請求書の整理ルールを作った?

「今からでも間に合う」青色申告、まずは行動あるのみです!

難しいと思わずに、一歩踏み出してみませんか?

 

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