「青色申告って聞いたことはあるけど、正直よく分からない…」という方も多いのではないでしょうか?
フリーランスや副業を始めたばかりの方にとって、確定申告は初めての壁。この記事では、初めてでも迷わない「青色申告」の基本と進め方を、やさしく解説します。
① 青色申告とは?白色との違いを超シンプルに解説
青色申告と白色申告は、個人事業主やフリーランスが確定申告をする際の2つの方式です。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットが異なります。
青色申告とは、税金を軽減できる「ちょっとお得な申告方法」です。白色申告と比べて、以下のようなメリットがあります:
- 最大65万円の所得控除が受けられる(※要件あり)
- 赤字を翌年以降に繰り越せる
- 家族への給与を必要経費にできる
ただし、帳簿をしっかりつける「複式簿記」や申請手続きが必要になります。
複式簿記ってなに??
取引を「原因」と「結果」の両面から記録する方法です。すべての取引を「借方(左側)」と「貸方(右側)」に分けて記帳し、資産や負債の増減を明確に把握できる仕組みとなっています。
② なぜ青色申告がおすすめ?実際の節税効果
たとえば年間所得300万円の場合、青色申告で65万円の控除を受ければ、課税対象は235万円に。
仮に10%の所得税がかかるとしても、単純計算で6.5万円の節税に繋がります。住民税や国民健康保険も連動して下がる可能性があるため、実質的な効果はさらに大きくなります。
③ 青色申告のやり方を5ステップで解説
- 税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出
- 開業から2ヶ月以内、またはその年の3月15日までに提出します。
- 会計ソフトを用意
- freee、マネーフォワード、弥生会計などのクラウドソフトが人気です。
- 日々の取引を記録
- 複式簿記が基本だが、クラウド会計なら自動化も可能です。
- 年末に帳簿を締めて確定申告書を作成
- ソフトのガイドに従えば、初めてでも操作しやすくなります。
- e-Taxまたは紙で提出
- 電子申告なら控除額が増える特典もあるようです。
④ 初めてでもできた!実体験&失敗談シェア
「青色申告なんて無理!」と思っていた筆者も、freeeの会計ソフトで簡単にできました。最初は領収書の整理が不十分で焦りましたが、月1回の記帳ルーティンを作ったことでスムーズに。
よくある失敗例:
- 青色申告承認申請書の提出忘れ
- 現金とクレジットカードの支出がごちゃまぜ
- 領収書の紛失
⑤ まとめ:まずはここから始めよう!初心者向けチェックリスト
- 開業届を提出した?
- 青色申告承認申請書を出した?
- 会計ソフトを決めた?
- 領収書や請求書の整理ルールを作った?
「今からでも間に合う」青色申告、まずは行動あるのみです!
難しいと思わずに、一歩踏み出してみませんか?