“梅雨うつ”は甘えじゃない。働き盛りこそ、いま“休む勇気”が必要な理由

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6月になると、集中力が続かない、だるい、朝起きづらい…

それでも「自分だけが弱いのかも」と無理していませんか? それはもしかすると、“梅雨うつ”かもしれません。実は、脳が発している休息のサインを見逃している可能性があります。

なんとなく「やる気がでない」「気分が沈む」「怠いな」という小さなサインを見逃してしまうと、燃え尽き症候群にまでなってしまうことだってあります。

そうなる前に、自分の体質を理解し、無理をしすぎない日々の生活を送り、不調をきたしやすい梅雨を健康的に乗り越えるようにしていく必要があります。

多忙の中にも適度に気分転換を図り、心のメンテナンスをしながら、うつを乗り越えられることがもちろん理想的です。しかし、気分転換を図っていても、どうしても抑うつ状態になることだってあります。そんな時は、「勇気をもって休む」ということも大事になってきます。

今回は、梅雨に不調をきたしやすい原因、休むべきサイン、本人と職場のお互いが負担なく休むための方法をお話していきたいと思います。

 

なぜ“働き盛り”ほど梅雨に不調を感じやすいのか

働き盛りの人ほど不調を感じやすくなってきます。それは、次のようなことが考えられます。

  • 気象要因:日照不足と気圧変化が、脳内のセロトニン分泌を低下させ、気分の落ち込みや意欲の低下を引き起こします。
  • 社会要因:30〜50代は仕事・家庭の責任が重く、慢性的なストレス状態にさらされています。
  • 性格傾向:「頑張らなければ」「迷惑をかけたくない」と自分を追い込みやすい人ほど、限界に気づきにくい傾向があります。このような性格傾向のある人は、動けなくなって初めて気づくことも。

 

“休むべき”明確なサインとは?

以下のような症状が2週間以上続いている場合、“梅雨うつ”やメンタル不調の初期サインかもしれません。

  • 朝から強い憂うつ感がある…怠い、体が重い、気分が沈む、やる気が出ない
  • 楽しみだったことに興味が持てない…好きな事をしても楽しくない
  • イライラや落ち込みが頻発する…思ったように動けない苛立ち、焦り、情けなさなど
  • 頭痛・肩こり・胃の不調など身体の不調が続く…自律神経の乱れ

このような状態で無理を重ねると、本格的なうつ状態や燃え尽き症候群につながる可能性もあります。

もし、本格的なうつ状態や燃え尽き症候群になってしまうと、心身の回復にとても時間がかかってしまいます。また、社会復帰に時間がかかることもあり、更に焦りや情けなさなどの思いに駆られてしまい、悪循環になることも。また、長期間仕事を休職が必要な事もあります。そうなると、本人だけでなく、職場に大きく影響を与えてしまいいます。

だから、早めの休息をすることがとても大事になってきます。

 

勇気を持って“休む”ことの価値

  • 1日完全オフにするだけでも、脳内ホルモンが整い、回復力が高まります。
  • **「休むこと=甘え」ではなく、「回復のための戦略」**です。
  • 実際、メンタル不調で長期離脱するよりも、早めに小休止を取った方が、仕事や人生にとってもプラスになります。

 

現実的に「休み」を取る方法と工夫

  • 有給休暇の活用:「体調不良」で十分理由になります。
  • 在宅勤務の日を“緩めの日”にする:可能ならスケジュールを調整し、意図的に負荷を軽減しましょう。
  • 信頼できる上司や同僚に相談する:「梅雨時期は不調が出やすい」と伝えることで理解を得やすくなります。
  • 医療機関を利用する:必要に応じて心療内科の受診やカウンセリングを利用し、診断書による休職も選択肢に入れて。

休む前に、「なんだかしんどくなってきた」「仕事行きたくない」「帰りたい」などの気持ちの現れがあると思います。その時点で、上司に相談することで無理をしない方向なるように考えてくれることもあります。

相談することは、迷惑な事ではありません。むしろ、相談も無く急に長期離脱される方が、心配にもなり衝撃も強く、何倍も職場への負担が増えてしまうことに…。

 

休むことは“前進”の一部

“梅雨うつ”は誰にでも起こる自然な反応です。無理をせず、自分の状態を受け入れて休むことは、次に進むための大切なステップ。忙しい日々の中でも、「休む勇気」を持って、自分自身を守りましょう。体調を回復させるには、小麦製品、乳製品、植物油、甘いものを断ち切る、四毒抜き健康法がおすすめです。日本人の体質改善にきわめて有効な方法です。縄文時代から江戸時代、明治時代ごろまで日本人は、四毒と呼ばれる食品はまったく食べていなかったのです。戦後八十年間、日本人は戦勝国であるアメリカに強要された食料転換政策によって、欧米型の食生活を植え付けられ、アメリカ産の農産物の購入を強要される生活様式となってしまいました。戦後まもなくアメリカは学校給食を強制し、牛乳とパンの食事を日本人に洗脳したのです。その結果、この八十年で、癌やアレルギーやリウマチや子宮内膜症などの戦前にはほとんどみられなかった病気が激増しています。四毒抜きの食事を実践すると、日本人本来の健康が回復し、精神的にも、安定するのです。特に、うつの改善に四毒抜きは有益です。四毒抜きについては吉野敏明ドクターのyoutube番組をぜひごらんください。

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