【看護師が警鐘】オリーブ油・こめ油も危険?体と脳をむしばむ植物油と、摂るべき“本物の油”

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「植物油=体に良い」はもう古い常識?

「動物性脂肪は悪、植物油は善」

「オリーブオイルはヘルシーで安心」

こうしたイメージ、まだ信じていませんか?

私は看護師として、生活習慣病や不定愁訴に悩む多くの患者さんと接してきました。その中で強く感じるのが、「油の選び方ひとつで体調もメンタルも大きく左右される」ということ。

実は、サラダ油だけでなく、こめ油やオリーブ油など“良いとされる植物油”にも見過ごせない健康リスクがあります。

本記事では、植物油が体や脳、神経系に与える“静かな毒”の正体、そして代わりに**摂るべき「本物の油」**について、医療現場の視点からお伝えします。


植物油の3つの健康リスクとは?

① 酸化しやすく、細胞を傷つける

植物油は加熱や光・空気に触れることで酸化しやすくなり、アクロレイン・過酸化脂質・ヒドロキシノネナールなどの有害物質が発生します。これらは体内で慢性炎症・DNA損傷・老化・発がんのリスクを高めます。

とくにオリーブ油やこめ油は“酸化しにくい”という誤解が多いですが、実際は保存や加熱次第で酸化が進み、有害性が高まる点ではサラダ油と大差ありません。


② 神経系・脳への悪影響

植物油に多く含まれる**リノール酸(オメガ6系脂肪酸)**は、過剰に摂取すると脳に炎症を引き起こします。また、植物油は脂質でできている神経(神経細胞の軸索を覆う髄鞘)を溶かしてしまい、伝達がうまくいかなくなる等のリスクもあります。そのため、以下のような神経系の不調と関連することが分かってきています。

  • 気分の浮き沈み、不安感

  • 睡眠の質の低下

  • 子どもの集中力・情緒不安定

  • 認知症や脳の老化促進

  • パーキンソン病

実際に、油を減らした食事に切り替えた患者さんからは「イライラが減った」「頭がスッキリした」「眠れるようになった」という声を多くいただきます。


③ 「良質な油」神話の落とし穴

油の種類 一般的なイメージ 実際の問題点
オリーブ油 抗酸化作用で体に良い 加熱で酸化、有害物質が発生/リノール酸含有量も無視できない
こめ油 酸化に強くヘルシー 実際には酸化しやすく、リノール酸も多い
アボカド油 発煙点が高い 高温でも酸化ストレスを完全には防げない

つまり、「選べば安心」ではなく、「植物油そのものを極力控える」という考え方が、これからの新常識です。


摂るべき“本物の油”とは?看護師がすすめる3つの安全な脂質源

① 魚の脂(オメガ3脂肪酸)

  • サバ・イワシ・サンマなどに含まれるEPA・DHAは、抗炎症・血液サラサラ・脳の活性化に効果的。

  • サプリより、週2〜3回の焼き魚・煮魚などで摂るのが理想。

② 自然な動物性脂肪

  • 鶏皮・豚の脂・牛肉などに含まれる脂は、飽和脂肪酸としてエネルギー源に安定して使える

  • 加工されていない肉を、焼く・茹でる・煮るなどで調理すれば酸化リスクも低く抑えられます。

③ 卵黄・無添加バター

  • 卵黄には**コリンや脂溶性ビタミン(A, D, E, K)**が豊富で、神経系の栄養補給に最適

  • バターも「無塩・無添加」のものなら、少量で香りと満足感が得られ、植物油に頼る必要がなくなります。


看護師がすすめる「脱・植物油」生活の実践ポイント

1. 調理法を見直す

  • 炒め物→蒸し野菜、茹で肉、オーブン焼きに変更

  • ノンオイル調理器具(セラミック鍋、鉄板など)を活用

2. 調味料を工夫する

  • ドレッシングは黒酢+塩麹/梅酢+醤油+ごま/味噌+レモン汁などで代用

  • マヨネーズは豆腐+酢+からし+塩でノンオイル自家製OK

3. 買い物での見分け方

  • 成分表で「植物油脂」「ショートニング」「部分水素添加油脂」が入っていないものを選ぶ

  • スナック菓子・菓子パン・市販のドレッシングは極力避ける


まとめ:油は“選ぶ”より“やめる”ことで体と心が変わる

オリーブ油やこめ油を「良い油」と思って毎日使っている方ほど、**知らず知らずに体と脳をむしばむ“油の毒”**にさらされています。

看護師として伝えたいのは:

「健康にいい油を探すより、余計な油をやめることが、もっとも確実な体調改善法」です。

そして本当に必要な脂質は、自然な食材(魚・肉・卵)から無理なく摂れる。毎日の油を見直すことが、今ある不調の根本原因を断ち切る第一歩になるかもしれません。

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