石原慎太郎氏が都知事だった時、この戦後日本の日本人の精神の堕落、私利私欲に走る者ばかりになった日本のあり様に天罰が下り、それが地震と津波になって日本国に降りかかったと東日本大震災のことを述べていました。その災害をまともに受けた何の罪もない東北の人々がかわいそうだと石原慎太郎氏はマスコミに批判されていました。これは天下のまつりごとが乱れれば天変地変が起きてくるという、昔からの考え方に根差した見方であり、日本人であれば、誰でもわかる話であったものを石原慎太郎氏が述べたものです。
東日本大震災の被災者は日本国民の代表
その真意は当時の政権与党であった民主党に向けられた批判です。東北の人に対しての天罰だと言ったわけでないのに、視聴者がそう受け取るような書き方、表現で報道するマスコミによるバッシングでありました。石原慎太郎氏の真意は私達日本人の罪を、身代わりとなって受けて下さった東北の人々に心から同情し「お気の毒に」と言っていたのです。そして、東京都は100億の支援を決定したわけです。
利得で国民をだます為政者より国を守る美徳ある為政者
偽りのマニフェスト内容を見せられて、欲にかられて民主党政権を成立させてしまった我々日本人全体が心から反省して、民主党政権は消滅しました。わたしたちは日本を良き美徳に満ちたかつての素晴らしい国によみがえらせることをしなければならないはずです。かつて、阪神淡路大震災のときも社会党党首が首相でありました。東日本大震災も非常に社会主義に偏った首相の元で起きたのです。国の伝統や国防や国民国家を軽視する人物が首相になると、国家を意識せざるをえない天災が降ってきて、日本人を目覚めさせようとするのでしょうか。その犠牲になった罪なき東北の人々に日本人全員が心からお詫びし、そしてそれぞれが償いの心をもってできる限りの支援を捧げるべきなのかもしれません。
為政者が正道から外れると天災が来る
かの民主党の首相は「最小不幸社会」をつくると明言しました。すると、「最大不幸」である未曽有の天災が降りかかってきました。言霊思想によれば、「不幸社会をつくる」の言霊が災いを招いたことになります。最小とか、最大とか、そういう枕詞よりも、不幸社会という言霊が悪い言霊ということであるのかもしれません。民主党では、事業仕分けで一躍有名になった女性議員が「百年に一度の天災に備えるなど不要」だと、スーパー堤防や自衛隊緊急出動関連予算などをことごとく削減しました。その結果、百年に一度の天災として東日本大震災が降りかかってきました。社会党政権のときも阪神淡路大震災がおきたように、日本では、国家を否定する思想の首相がたてば、国難が来るのかもしれません。国旗、国歌に反対している団体の支援を受けた民主党の首相がトップになり、東日本大震災という国難が降りかかってきました。
東日本大震災のような大災害は必ず再び起こる
マダガスカルという島は、森林の90パーセントを焼畑農業で失ってしまったということです。人間のエゴが自然を破壊し、多くの貴重な原猿類が滅んだのです。これもまた地球に対する人類の悪業であるとしたら、その因果応報はいつか戻ります。人類は地球環境を破壊し、エゴにより野生動物を滅ぼし、そして戦争を繰り返してお互いに争ってきたという歴史を持っています。数千年以上かけて人類が積み重ねた悪業はいまだ精算されていないのかもしれません。いまかいまかと、形に現れる天変地変の機会をうかがっているのかもしれません。
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