「人との関係がうまくいかない…」そう感じたことはありませんか?
「話しかけるのが苦手」「自分から連絡するのは気が引ける」——
人間関係に悩む人の多くが抱えている共通点が、“受け身”でいることです。実は、私自身も同じでした。
でも実は、ほんの少しの積極性が、人間関係を大きく変えるきっかけになるということを身に持って実感しました。
今回は私自身の体験をもとにして、積極的に動くことで得られるメリットと、すぐにできる行動のヒントをお伝えします。
積極性が人間関係を良くする3つのメリット
1. 第一印象が良くなる
初対面で笑顔を見せたり、先にあいさつをするだけでも、相手の印象に大きく差がつきます。「明るい人だな」「話しやすそう」と思われることで、最初の壁がぐっと下がります。人は誰でも、笑顔でいる、明るくて前向きな人と関わりたくなるものです。
2. 信頼関係が築きやすくなる
自分から声をかけたり、何気ない気遣いを見せることで、相手との距離が縮まりやすくなります。積極的に話していくことで、「あなたに関心を持っています」という気持ちを伝えることができます。分からないところも自分から聞いてくる人は、好印象を受けるようです。
また、積極的な人には、「この人と話すと安心できる」と感じる人が多いんです。この関係が続いてくると、徐々に信頼が厚くなってきます。
3. 相手からも好意的に接してもらえる
人は「自分に関心を持ってくれる人」に自然と心を開くもの。こちらが関心を示すと、相手もこちらを大切にしようとしてくれます。
そして、お互い気持ちの良い関わりができ、人間関係がさらに良くなることで、安心感と居心地の良さを感じてくるようになります。
なぜ積極性がプラスに働くの?
人は無意識に、「自分を大事にしてくれるかどうか」で相手を判断しています。つまり、積極的に関わろうとする行動そのものが、相手にとって「好意」として伝わるのです。
また、心理学的にも、「自分が選んだ相手には好意を持ちやすい」という性質があります。自分から行動することで、その後の関係性にもプラスの影響を与えられるのです。
そして、人間関係だけではなく、覚えることが早くなったり、仕事の効率が良くなるなどにも繋がってきます。それは、受け身ではなく、関心を持ったことを積極的に聞いていくことで、自分が知りたいところをピンポイントで得ることが出来るので、覚えやすくなります。
実践エピソード:私が変われた“小さなきっかけ”
以前の私は、人見知りで会話も大の苦手。人から嫌われることを恐れ、積極性も乏しく、職場でもなるべく人と関わらないようにしていました。
でもある日、「とりあえず毎日笑顔で、“おはようございます”を言おう」「もっと知りたいと関心をもって、恐れずに聞いてみよう」と決めたんです。
最初はぎこちなかったですが、1週間もすると笑顔で返してくれる人が増えてきて、それが嬉しくて、今では雑談も自然にできるようになりました。
すぐにできる「積極的な一歩」のヒント
-
笑顔ではっきりと明るく挨拶をする
-
初対面の人には「こんにちは」と笑顔で声掛け行い、「今日は来るの初めてですか?」など軽い質問をする
-
相手の名前を会話に入れてみる(例:「○○さん、ありがとうございます!」)
無理に明るくふるまう必要はありません。しかし、笑顔の人は心なしか安心できますね。ですので、笑顔を忘れず自然体で、“自分なりにできる小さなアクション”を積み重ねていくことが大切です。
まとめ:小さな積極性が信頼とつながりを生む
「積極性」というと、元気で明るい人だけの特権のように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。ほんの少し、自分から一歩踏み出す勇気こそが、関係を変える大きな力になります。
まずは今日から、「1日1人、新しく声をかけてみる」ことから始めてみませんか?