城崎温泉・7つの外湯を完全比較!それぞれの特徴とおすすめの巡り方

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「どの外湯に入ればいいの?」と迷ったあなたへ

兵庫県・城崎温泉といえば、浴衣姿でそぞろ歩きを楽しむ「外湯めぐり」が名物。「さとの湯」「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「鴻の湯」「柳湯」「地蔵湯」の7つもあるけど、「全部は無理」「どこが自分に合うの?」と迷ってしまいますよね。

現在、「さとの湯」は休館中のようです。ですので、さとの湯を除いた6つの外湯について、それぞれの外湯の雰囲気・効能・おすすめの人などを一覧比較しました。初めての城崎旅でも迷わず満足できる湯めぐりプランを提案します!


城崎温泉「6つの湯」魅力比較一覧表

まずは全体像を把握したい方へ。以下の表で、各外湯の特徴をまとめました。

外湯名 雰囲気 泉質・効果 おすすめの人 アクセス
一の湯 洞窟風呂・和モダン・夜映え 血行促進・疲労回復 カップル・SNS映え重視 駅から徒歩5分
御所の湯 高級感・静寂・滝見露天 美肌・保湿・リラックス 大人の女性・癒されたい人 駅から徒歩7分
まんだら湯 山手・静けさ・厄除けムード 厄除け・精神安定 一人旅・パワースポット好き 駅から徒歩10分
鴻の湯 昔ながら・素朴・最古の湯 長寿・打ち身・神経痛 歴史ロマン派・シニア層 駅から徒歩8分
柳湯 レトロ・木造・昭和の銭湯風 熱めの湯で発汗作用 穴場好き・ひとり時間重視 駅から徒歩7分
地蔵湯 地元感・家族向け・お地蔵様 家族円満・安全祈願 子連れ・初心者・地域文化好き 駅から徒歩8分

あなたはどのタイプ?タイプ別おすすめ外湯チャート

目的別に外湯を選ぶなら、以下のチャートを参考に!

  • 📸 インスタ映え重視派 → 一の湯・御所の湯

  • 🧘‍♀️ 癒し&美肌を求める人 → 御所の湯・まんだら湯

  • 👪 家族旅行/初心者 → 地蔵湯・一の湯

  • 📚 歴史&ローカル文化派 → 鴻の湯・柳湯

  • 🕊 混雑避けて静かに入りたい → 柳湯・まんだら湯


外湯ごとの詳細解説~体験談付き~


一の湯|幻想的な洞窟風呂でSNS映えもバッチリ

  • ライトアップも美しく、夜のデートに◎

  • 非日常感のある内装が印象的

  • 写真を撮りたいならココ!

一の湯は、城崎温泉の真ん中に位置する温泉です。何といっても、洞窟風呂が魅力的です。入った瞬間、周囲全体がごつごつした岩に囲まれて、明かりがかすかに灯っています。その雰囲気は、静かで厳かな空気が漂っているようでした。

人が少ない時に入ることが出来れば、ラッキーです。自然の中に、ひっそりとたたずむような幻想的な感覚になります。忙しく過ぎる日常を忘れさせてくれます。


御所の湯|美人の湯と称される癒し空間

  • 開放感ある滝見露天は必見

  • 保湿効果の高い泉質でお肌ツルツルに

  • 女性人気No.1の理由も納得

個人的に一番お気に入りだった温泉です。外装や内装は高級感漂い、平安時代にタイムスリップするようでした。

温泉にいざ入ると、ものすごく爽やかな開放感を感じました。その日は、天気も良く日が差し込んでくるため、とにかく明るい印象でした。そして何といっても、滝見露天が美しいのです。いつまでも浸かっていたいほどです。御所の湯は、圧倒的に解放感を感じる温泉です。

皆さんも、日ごろの疲れや窮屈に過ごしていた心を、この御所の湯で解放されてみてはいかがでしょうか。


④ まんだら湯|パワースポット好き必見の厄除け湯

  • 山手にあり静けさに癒される

  • 弘法大師ゆかりの湯

  • ご利益を感じたい人におすすめ

まんだら湯は、道智上人が千日お経を唱え続けて、湧きだしたといわれています。

白を基調にして屋根が水色という、ジブリに出てきそうな外装です。ジブリ好きな私は、ワクワクとした気持ちで吸い込まれるように中に入っていきました。

シンプルな浴室に、露天風呂には桶風呂。この桶風呂が新鮮で楽しい感覚に。そして、静かに流れる空気を感じ、心を癒してくれる心地の良い時間を過ごすことができます。他の温泉とはまた違う雰囲気があり外せません。比較的、空いていることがあるようで静かにゆっくりとしたい人には、おすすめです。


⑤ 鴻の湯|最古の歴史を感じる素朴な湯

  • コウノトリ伝説で有名

  • 地元民も愛する“町の湯”

  • 古き良き温泉情緒を楽しみたい方へ

1300年前、コウノトリが足の傷をいやした温泉とされ、城崎でも一番最古の温泉のようです。飾るよりも自然体であるところが魅力的です。

シンプルに古き良き温泉情緒を楽しみたい方は、必見の温泉です。


⑥ 柳湯|レトロ感がたまらない小さな名湯

  • 木造建築が可愛い!

  • 混雑しにくく、ゆっくり浸かれる

  • 穴場を探している人に◎

木造建築の小さな温泉であり、レトロ感が溢れる温泉です。木造のあたたかな雰囲気が心も体も癒してくれます。お風呂のお湯が少し高めで、浴槽も深いため、熱めのお湯が好きな人にお勧めです。じっくりゆっくりと心も体も満たしてくれることでしょう。


⑦ 地蔵湯|子連れでも安心!庶民派のほっこり湯

  • 外観に地蔵様、ほのぼの系

  • 比較的すいていて落ち着く

  • 家族連れや温泉初心者に最適

お湯の泉源から地蔵尊が出たため、地蔵湯と名付けされたようです。地蔵尊も祀られており、ニコニコと優しいお地蔵さまが見守ってくれるような感覚になる温泉です。建物の窓の作りが六角形でかわいさを感じます。


モデルコースで効率よく外湯めぐり!

🔹 写真映え重視派コース

一の湯 → 御所の湯 → 柳湯

🔹 癒し&ご利益重視コース

まんだら湯 → 鴻の湯 → 地蔵湯

🔹 時間がない人の厳選コース

 一の湯 → 御所の湯→柳湯

※外湯一日券「ゆめぱ」を使えばコスパ◎!大人1500円、小人750円でいろんな外湯が入り放題です。外湯の窓口で買えるようなので、ぜひ使ってみてくださいね!

そして、無理に一日ですべてのお湯を制覇!ということはお勧めしません。何度もお湯に浸かったり長時間温泉に入り続けたりすることで、「湯あたり」を引き起こすことがあるからです。

入浴前の水分補給、こまめに休憩をしながら、無理をせずに温泉を楽しむことで、湯あたりを予防でき楽しいひと時になることでしょう。


まとめ|外湯めぐりは“選ぶ”時代

城崎温泉の7つの外湯は、どれも個性派ぞろい。すべて回るのも魅力ですが、時間や目的、興味に応じて「選ぶ」ことが、満足度の高い温泉体験につながります。

ただし、一日ですべて回ろうとして湯あたり(体調不良)になる人が多いです。温泉を心行くまで楽しむのは良いけど、旅館で楽しみにしていた食事、カニ、但馬牛を「体調不良で食べれなくなった」では、せっかくの旅が勿体ないです。

だからこそ、「選ぶこと」が大切かと思います。この記事を参考に、あなたにぴったりの外湯を見つけて、心も体も温まる城崎旅を満喫してくださいね。


📝おすすめランキング

1位:御所の湯(癒しと景観の両立)
2位:一の湯(非日常感&フォトジェニック)
3位:柳湯(レトロ&静けさ)

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