椎間板ヘルニアの坐骨神経痛にストレッチとお灸と温泉

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椎間板ヘルニアの坐骨神経痛にストレッチ

椎間板ヘルニアの坐骨神経痛にストレッチが効くとか、ウォーキングで治す方法などが言われています。
ユーチューブで検索すると、ウォーキングで治す方法が出てきます。ぎっくり腰を患い椎間板ヘルニアの手術してもよくならなかったのにウォーキングで治ったという方が自分のノウハウを売っておられるようです。
でも、お金を払うまでもなく、自分ができる範囲でゆっくりと歩けばよいのです。
正しい歩き方については、色々な書籍がありますのでそちらに任せますが、
要は、肘を直角に曲げて大きく振りながら、かかとから地面に着地してつま先へと体重移動して歩くとよいです。

しかし、あまりにも座骨神経痛がひどい場合は、足を引きずらないと歩けないようなときにはウォーキングは無理です。
その時は、無理をしない、できる範囲で、ストレッチをします。
●後ろで手を組む、右手を上から、左手を下から組みます。手を逆にしても行います。
●仰向けに寝て、両手は広げ、足を反対側へ出し、腰をねじります。反対側も行います。
●足を開脚して体を前に倒します。
●足を前に伸ばして床に座り前屈します。
●座ったまま、両足の裏を合わせて前屈します。
●正座をしたまま上体を後ろに倒します。無理な場合は背中に布団を置いてそこに寝る感じで行います。できるなら、床にぺたりと寝そべります。
開脚、前屈、後ろへ寝そべるやり方は、真向法という方法として有名です。

ここに挙げたやり方は、宮川眞人さんの本「ビジュアル版ゆがみを直す整体学」にわかりやすく写真で解説されています。

椎間板ヘルニアからくる坐骨神経痛にお灸

坐骨神経痛の軽減のためにお灸するためのツボ
崑崙(こんろん) 足くるぶしの近くにあります
附陽(ふよう) 崑崙の少し上にあります
承扶(しょうふ)お尻と太ももの境目の筋目の真ん中です
殷門(いんもん)ひざの裏側と太もものつけねの裏側との中心を結んだ線の中央
委中(いちゅう)膝の裏側の筋目の真ん中です
承山(しょうざん)ふくらはぎの裏側下のほうです
湧泉(ゆうせん)土踏まずより少し上で、足の指をまげたときにできるくぼみの部分です

自分でお灸ができる部位もありますが、他人にやってもらわないとできない部分もあります。
お灸ではなく、自分でじんわりと押すことでも効果はあります。
これ以外にもありますので実践してみてはどうでしょうか。

また、家族の人などに頼んで、腰の痛い部分にお灸をしてもらうことでも座骨神経痛は軽減します。

椎間板ヘルニアの坐骨神経痛に温泉が効く

自分が体験する中では、温泉療法も割合に良く効きます。
鉱泉の成分によって痛みをよく取り除いてくれるものと、あまりそうではないものがあると思いますが、
温泉の効用はホームページにも載せてあるところがほとんどですし、実際に行ってみると、浴場の壁などに、必ず効用書きがありますので、確認することができます。

腰痛に効くという温泉は結構多いと思いますが、なかでも、高濃度炭酸温泉は、皮膚から二酸化炭素が吸収されることにより、血行をよくし、リラックスさせ、痛みの原因となる物質を効率よく排泄させてくれます。このように効能書きしてありました。

入浴してみると、サイダーのように、水面がパチパチはねていますし、肌に、二酸化炭素の気泡がつきます。
二酸化炭素が溶け込みやすい37度ぐらいのやや低めの湯温ですので、長時間入っていられます。
長時間といっても15分ほどで一度上がって、水分補給するなり、座って休憩するなりして、また入るという繰り返しのほうが体にとって負担がかかりません。

それでも、自分がひどく痛いときもあり、「今日はあまり痛みがひかなかったな」という日もあります。
その差はどこで決まるのかわかりませんが。

先日は、湯のなかで、ゆっくりとストレッチやツボ押しをしてみました。家に帰ってからも、痛みはかなり軽くなっていました。
ストレッチといっても、他の方も浸かっている湯船の中で開脚はできないので、
肩甲骨の動きのために後ろで手を組むものです。詳しくは宮川眞人さんの本「ビジュアル版ゆがみを直す整体学」にわかりやすく載っています。

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