喪中欠礼の文例
喪中のため 年末年始のご挨拶は 失礼させていただきます
喪中につき 新年のご挨拶を ご遠慮申し上げます
喪中につき 年頭のご挨拶を 失礼させていただきます
などです。
そのあとに続く文例は、
続柄 姓 名前 亡くなった月日 享年 で永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに 明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
平成28年11月 あるいは、12月
が一般的で多いと思いますが、喪中欠礼ではあるが、年賀状をお待ちしますという文面も増えてきています。
○ ○○が○月○日に○歳で永眠いたしました
新年のご挨拶は失礼させていただきますが
皆様からの年賀状は励みにもなりますので
どうぞ例年通りにお送り下さい
皆さまには良いお年をお迎えくださいますように
新年のご挨拶にかえまして
○ ○○が○月○日に○歳で永眠いたしました
新年のご挨拶は失礼させていただきますが
年賀状のないお正月は淋しいものですので
皆さまからの年賀状はいつものようにお待ちしております
寒さに向かう折柄 ご自愛のほどお祈りいたします
などです。
喪中欠礼を親戚に出すかどうか
まず、亡くなったということをご存知の方、葬儀や、お通夜に来て頂いた人や親しい人や、親戚などの場合は双方でわかっているので、わざわざ出さないという向きもあるようですが、
喪中の年賀欠礼はがきは、こちらが喪中ですので、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、いつもお世話になりありがとうございます、明年もよろしくお願いいたします、という挨拶状です。
親戚も含めて、毎年年賀状で挨拶をしている方には全員に送ってよい
例えば、親戚の方が高齢であったり、遠方でなかなかまめに連絡をとれない場合だと、こちらが喪中ということを忘れてしまっていることもあるので、親戚には出しておくほうがよいと思います。
未成年の子供達は、喪中欠礼はがきを出した方がよいかどうか?
ひとつの方法は、家族全員の連名にしてしまう方法です。
そのときは、受け取った人が勘違いしたり早とちりしないように、亡くなった方の姓と名前と年齢は入れておいた方がよいでしょう。
続柄は、連名の第一番目の人から見た続柄を書きます。
あるいは、友達には、口頭で、喪中で年賀状を出さないのでと伝えておくようにさせるのもよいでしょう。
そして、年賀欠礼はがきを出さなかった相手から、年賀状がきてしまったら、寒中見舞いとして、1/7以降から2/3までに出すようにすればよいですね。
喪中欠礼葉書の決まりはあるのか?
喪中欠礼はがきは、薄墨で書くと言う方もいるようですが、今は、特にこだわる必要もないようです。色々な印刷会社でも、カラーの年賀欠礼葉書があったり、薄墨風のものや、銀箔入りのものがあったり、和紙のものがあったり、
また、グレーの枠があるものも無いものもあります。
カラーの喪中はがきといっても、色鮮やかなものはあまりないようで、淡い色合いや花柄のものが多いようです。
用いられている柄は、水仙、菊、胡蝶蘭、蓮、蘭、桔梗、睡蓮、ゆり、彼岸花、スミレ、カラー、リンドウ椿、秋桜、などがあります。
切手についても、弔辞用の切手が郵便局で買えますのでそれを貼ってもよいし、胡蝶蘭の切手が印刷されたはがきも買えます。この、胡蝶蘭のはがきは、弔辞専用ではなく、慶事にも使います。
また、普通はがきのヤマユリの切手のものも、年賀欠礼葉書として使ってもよいです。
また、インクジェットプリンター用のはがきもそれぞれにありますので、郵便局で聞けば教えてくれます。
無料のテンプレートなども、ネット上で探せばたくさんでてきますので、それを使って自分で印刷するのもよいですね。
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