読み聞かせのボランティアの方たちが、学校や、高齢者施設で絵本を読む、
読み聞かせしてもらう、というイベントも増えてきました。
プロの人の朗読ではなく、お父さんやお母さん、ご近所のおじさんやおばさんが
多いのではないでしょうか。素人らしく読んでいいと思います。そういったやり方で
何を読めば楽しんでくれるのか、どんな絵本が心に届くのかと毎回考えます。
読み聞かせの絵本を無料で手に入れるには
読み聞かせのための絵本は図書館や学校で借りることが多いと思います。
わざわざ買わずに探せるので。
他には、絵本をたくさんそろえている本好きのお友達や、
自分の子供さんのために買った本を借りることもあります。
個人的におすすめは、セブン-イレブンやデニーズで偶数月に無料でもらえるボノロンシリーズです。
無料配布なので、ペーパーブックのような薄いものですが、絵もカラーできれいです。
調べてみると、平成17年6月から配布されていたようで、
もう、10年も続いているのですね。ネタがよく続くものだなーと思います。
読み聞かせの絵本で感動するものは?
ボノロンのシリーズは、一部の作品はハードカバーの本として販売されてます。書店で手に入ります。
ハードカバーの本になっていないものでも、ついつい、自分が読んでいて泣いてしまったり、
胸にジーンとくる物語が多いです。
親子で感動を共有し、生きることの意味が子供たちに伝わればという主旨のもとに
作られているシリーズだからだと思うのですが。
子供の反応はというと、最近は、本を読んであまり泣いたりする子はいないようですが、
話に引き込まれてしまうことが多く、読み終えた後も、シーンとした一瞬の沈黙ができるのです。
この沈黙が、実は、子供たちの心にお話がしみこむ時間ではないかと思うのです。
読み聞かせの絵本で三年生には
この、ボノロンシリーズ、実は大型絵本として貸し出してもらえるのです。
詳しくは電話での受付に限られるのですが、「ボノロン大型絵本貸し出し」で
検索するとポラメル編集部のサイトが出てくるのでわかります。
送料を負担しなければならないので、ボランティアでの活動の場合、誰がそれを負担するのかという、
うちうちの相談が必要にはなるのですが。いくつかのタイトルのうち、2冊を1週間だけ借りれます。
一般に図書館に置いてあるような大型絵本よりも大きいので、教室の後ろの子供でもはっきりと絵が見えます。
本を閉じて約53×75cmの大きさです。
このなかの、新刊、うその国の巻を小学3年生に読み聞かせたのですが、非常によかったです。
3年生なので、最初は多少ざわついていて、主人公の行動を野次るような声も聞こえてきたのですが、
どんどん読み進むうちに、
子供たちが息をのんで絵本に集中してきたのを感じました。途中からは、声を出す子供もいなくなりました。
最初に野次を飛ばしていた子供も、読み終わったときには納得した顔をしていました。
子供たちが何を感じたかは表現しませんでしたが、
木に代表されるような自然や神様といったものが、いつも自分たちの行動を見ていて知っているんだなあ。
自分が他人に対してやったことは、良いことも悪いこともいつか自分に戻ってくるんだなあ。
うそをつくこと、やめたほうがいいなあ。
そんなことを感じ取ってくれていたらいいなと思います。
まとめ
子供たちの心の栄養となる絵本の読み聞かせ、たくさん読んであげたいですね。
コメント
ちなみにそのボノロンの大型絵本の送料は、片道どれくらい掛かりましたでしょうか?ヤマト運輸で届くそうですが、返信する時はどこの会社で送りましたか?教えて下さい。
「ポラメル編集部 ボノロン絵本」で検索して、ポラメル編集部に電話でお問い合わせください。配送地域がどこかによって送料は違いますので。返送の時の運送会社は特に指定されなかったのでヤマト運輸でなくてもいいとは思いますが、私はヤマト運輸にしました。到着日の指定が可能ならそれでいけると思います。