読み聞かせ4年生

小学校の4年生に読み聞かせをして、反応がよかった絵本は、
まず、「すいせんトイレのはつめい」です。

ちょうど、四年生で下水処理のことを習います。
下水処理場の見学に行く学校も多いと思います。

日本と外国では清潔に関する考え方が大きく違う

それもあって、子供たちも興味深く聞いていてくれました。
また、この絵本に書かれている内容が、子供たちにとっても、大人にとっても、え?ほんと?と、
目と耳を疑いたくなるからなのです。

日本は、昔から清潔な国で、現在では、上水道も、下水道も、整っています。
下水道がとおってない地域でも、水洗トイレになっていて、
汚水槽を汲み取りにきてくれるところが多いですね。
そうではない田舎の地域でも、トイレはきちんとあります。

日本ほど清潔な暮らしを重んじる民族はない

そういう中で育ってきているので、まさか、窓から、
うんちやおしっこを捨てていた国があるということを聞くと驚きます。

また、この絵本には書かれていませんが、調べてみると、ハイヒールはなぜ履かれるようになったか、
シルクハットやつばの広い帽子がなぜ被られるようになったか、
裾をひきずるようなふんわりとふくらんだドレスがなぜ必要だったか、驚きます。

街中にうんちやおしっこやゴミが落ちている、落ちてくるのですから、
ハイヒールを履いて、なるべく汚いものを踏まないようにし、シルクハットやつばの広い帽子をかぶって、
上から落ちてくる汚いものから頭を守ろうとしたのです。

また、外出時には、トイレがないわけですから、女性は、
ドレスで隠してそのまま用を足したというわけです。
これらのことを知らない子供たちは多いです。

日本では古来から水洗トイレが存在し清潔な暮らしがあった

そして、それに対して、日本のトイレはどうであったかを説明してあげると、
へえー!凄い!という、誇らしげな反応が返ってきます。

ちなみに、有名な話ですが、日本では、武田信玄が、
川の水を引き込んだ水洗トイレを使っていました。
平安時代には、ひばこ、ひのはこ、と呼ばれる木でできたおまるを使っていて、
汚物は、決まった場所に捨てられていました。

また、公衆トイレも、世界に先駆けて江戸時代にはできていたそうです。
そして、汚物を建物の上から下へ捨てていたヨーロッパとは違い、
日本では、鎌倉時代ぐらいから、畑の肥料として使われるようになっていたのです。
そういうことで、先生も聞いてびっくり、生徒たちも聞いてびっくりの読み聞かせとなりました。

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