高齢者ケアと敬老の精神

高齢者看護の重要なポイントは、高齢者のもつ特有の生理的なリズムと傾向です。高齢者だからこそ気をつけなければならない看護上のポイントがあります。そして、見逃してはいけないのがさまざまなバイタルサインです。血圧や脈拍、体温、そして意識レベルです。有料老人ホームや特別養護老人ホームや老健などの現場で知っておくべき高齢者ケアの基本はプライマリケアです。介護の現場で看護師の高齢者看護への熟知があれば、的確に介護職員を導けます。有料老人ホームでは、看護師は指導的な役割をもつことも多く、ある程度のレベルの医療知識は必須です。有料老人ホームや特別養護老人ホームや老健などの介護施設に働く上で高齢者の心理について理解しておくことはたいへん重要です。年をとると知的機能は低下するという思い込みがある人が多いですが、認知症でない限りはその反対であることを知っておいたほうがいいでしょう。

 

高齢者は詐欺に引っかかりやすいといわれていますが、そんなことはありません。高齢者とは、人生の先輩であり、若い人よりも賢者であるという認識が大切です。実際、老人ホームに入居されている方々の中には、経営者や、学者、そして、文筆家や芸術家など、職種も多彩で、多芸多才な素晴らしい方がいらっしゃいます。また、高齢者は早くお迎えが来てほしいと思っているともいわれますが、それも違います。ライフワークを持って、日々、努力をして何かを残そうとしておられる方々も多いのです。高齢者の心理にまつわるステレオタイプが看護の質を低下させるのです。高齢者のライフスタイル、家族などを理解しましょう。介護の現場で働いていても知らず知らずに偏見を抱えていることも多いです。高齢者にかかわる人は、敬老の精神が不可欠です。

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