合格祈願の神社はどこがよいか
有名なのは、やはり、太宰府天満宮ですね。
福岡県太宰府市にある、菅原道真をおまつりしています。
学問の神様として有名ですから、合格祈願にはぴったりです。
日本人の総氏神ともいえる伊勢神宮もよいですね。
すべてのことを導いてくださり、開運させてくださいます。
関西では、兵庫県西宮市の廣田神社。
ご祭神は、伊勢神宮の天照大神の荒魂とされていて、
勝ち運、合格、開運、子授安産、厄除けなどにご利益があることが、
古文書などに多く書かれているそうです。
合格祈願の参拝の仕方はどうするか
神社の参拝の仕方は、決まっています。合格祈願に限らず同じ作法です。
鳥居をまずくぐるときに脱帽してお辞儀をする。
参道を真ん中をさけて通る。(真ん中は神様の道なので)
手水舎で手と口を清める、
左手、右手、とひしゃくの水で清め、次に左手に水をためて口をすすぐ、
そして、その左手にまた水をかける、
そのあと、ひしゃくで水をすくって、そのままひしゃくを立てるように持ち、
ひしゃくの柄に水をつたわせて清めて、ひしゃくを伏せて置く。
本殿の前に立ち、お賽銭を入れて、鈴や金があるときは鳴らす、
二礼、二拍手、一拝、一ゆう(角度が浅いお辞儀)
大事なのは、この作法だと、いつのタイミングでお祈りするの?ということです。
一番最後の一拝で深いお辞儀をするときがそのタイミングのようではありますが、
お祈りしたいことをその短い時間内で言ってしまえますか?
言えたとして、神様の耳にまで届くでしょうか?
だから、その次には、ご祈祷を受けたほうがよいのです。
社務所で受付をして、名前を呼んでもらうまで待ち、
呼ばれたら案内に従って拝殿まで移動します、
神職さんが祝詞をあげてくれるので、その間、自分でも心の中で祈り続けるといいですね。
玉串奉納する場合は、神職さんが教えてくれるのでそれに従って、
玉串に願いを込めてから榊の根元を神様のほうへ向けて奉納します。
ご祈祷が終わると、お札やお守りや神饌(しんせん)をいただけます。
お札は、家の中で、目より高い位置におまつりします。
毎日、そのお札にお祈りを捧げるとより良いですね。
合格祈願の料金はいくらか
神社によって多少の違いはありますが、大体は5千円からのところが多いようです。
神社は、営利活動ではないので、定価や消費税といったいわゆる料金はとっていません。
お志として価値のあるものを収めてもらうということです。
でも、それでは一般的な基準がわからないので、
お金をいくらぐらい収めればよいのかという目安を一応決めてあるということです。
また、ご祈祷料金としてたくさんお金を支払ったから、神様はさぞかし、
合格祈願を聞き届けてくださるだろう、と考えるのはどうなんでしょうか?
地獄の沙汰も金次第とはいいますが、お金に真心がこもっているのかどうか
がむしろ大事なのではないでしょうか。
そう考えると、逆に、お賽銭5円で願いを聞き届けてくださいというのも、
少し自分勝手すぎ、神様を馬鹿にした心持ちではないでしょうか。
5円にいくら真心を込めるといっても、やはり、5円は5円です、
5千円に真心を込めた場合とは、おのずと差がありますよね。
そういったことで、ご祈祷料を収めるときには、
その金額に最大の真心を詰め込んで奉納してください。
初穂料とか、玉串料と呼ぶこともあります。
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