保守系の言論活動をしている人で、人格高潔で道義心の揺るぎない人物といえば、チャンネル桜の水島総さんや参議院議員の青山繁晴さんがあげられます。馬淵睦夫さんも人格の素晴らしい方ですね。河添恵子さんもそうですね。水島社長の恩を忘れず、信義を守っている三橋貴明さんも立派だと思います。これらの人々は、他者を批判する際でも、礼節のある言論で節度を守って語るので、人格の素晴らしさがそこに現れています。
百田尚樹が青山繁晴さんのことを「あいつは国士とちゃうわ」と放言
「日本国紀」「永遠の0」などで保守世界に著名な百田尚樹さんですが、青山繁晴さんのことを「あいつは国士とちゃうわ」と批判したり、日本を守るために、自民党内に残り、なんとか国を救おうとされている青山繁晴さんの苦しい立場や尽力されている様子を理解せず、軽々しく有本香さんのチャンネルで、青山さんへの悪口を放言している様子は残念です。「日本の尊厳と国益を護る会」を設立し、四十名をこえる議員を集め、皇統の男系維持のため、旧宮家からの皇籍復帰の道を模索する青山繁晴さんのことを「あいつは国士とちゃうわ」と放言したことは、許しがたい暴言だと思います。有本香さんに「わたしのチャンネルを荒らさないで」とたしなめられていましたが、「日本国紀」では、その皇統の男系維持に関する記述のなかで、王朝交代説を述べるなど、古代史への無知をさらけだしているところもありました。「日本の尊厳と国益を護る会」を設立したのは、青山繁晴さん、山田宏さん、長尾たかしさんなどの保守の自民議員ですが、青山さんが要となってできた会であり、皇統の男系維持の問題だけではなく、北海道における中国人による国土の爆買いを止めることや、スパイ防止法の制定などをめざしている、日本を救う重要な活動を目指す会です。百田さんは、そういう点は評価できないのでしょうか。
アイヌ新法や移民法に賛成票を投じたことで敵が増えた青山繁晴
青山繁晴さんのことを批判する保守系言論人は、アイヌ新法や移民法に青山繁晴さんが賛成票を投じたことを根拠にしているようです。しかし、これらの法案の制定の過程で、青山さんが問題個所を少しでも訂正しようと、部会で討論し、さまざまな議員にも働きかけ、なんとか阻止しようと尽力していたことを知らないのでしょうか。青山さんの意見の一部は法案に取り入れられ、その結果、党議拘束もあっての賛成票です。自民党の中に残り、自民党の歪みを正して国を守ろうとすれば、そのように行動せざるを得ない部分があるのです。これは西田昌司さんや安藤裕さんなども同じことでしょう。そういう一部分だけを見て、相手を全否定するのが百田尚樹さんの悪い所です。そのくせ百田さんは安倍応援団で、安倍総理が移民法やアイヌ新法を最終的に決断していることは不問に付すというダブルスタンダード。大嘗祭の大嘗殿の屋根を、伝統では茅葺にすべきを、経費削減で、板張りにするという安倍総理をもっと批判したらいかがでしょうか。天皇論を有本香さんといっしょに出すのなら、大嘗殿の板張り屋根については許してはいけないでしょう。
水間政憲さんの本から写真をパクった百田尚樹
「今こそ韓国に謝ろう」という百田尚樹さんの本に使用された写真は、水間政憲さんの「ひと目でわかるシリーズ」からの無断転載だったことを、水間政憲さんが、ご自身のチャンネルではっきりと指摘され、お怒りでしたが、この件で、百田尚樹さんは、水間政憲さんにきちんと謝罪したのでしょうか。この本の文庫版では、有本香さんが編集とのことですが、編集者として、有本香さんは、水間政憲さんに、この写真の無断転載の件をきちんと謝罪したのでしょうか。そのような謝罪があったとの話をつとに聞きませんから、こういう行動を平然とする百田尚樹さんや有本香さんの人としての生き方をやはり疑います。水間さんの著書の中の写真は水間さんが自分で収集した際の四隅の歪みがあるのですが、その歪みが、百田さんの本でも同じ写真でそのまま歪んでいるわけで、これは言い訳はできません。「ひと目でわかるシリーズ」のページを破ってスキャンして転載したのでしょう。その水間政憲さんですが、一時、青山繁晴さんのことを自分のチャンネルで罵倒していました。旧宮家の男系男子の存在についての情報を無断で使ったと誤解して怒ったようですが、事実は、青山繁晴さんが国政調査権を行使して調べた情報であったことがわかり、矛先をおさめたようです。水間政憲さんは大義のために、男系維持のための旧宮家復帰活動で青山繁晴さんともっと連携してください。
MMTに根拠なき批判を繰り返す上念司
チャンネル桜に登場するうちに名前が売れて本が売れて、その後、地上波に出たり、虎ノ門ニュースに出るようになった保守系言論人は複数います。有本香さんや大高美貴さんや上念司さんなどがそうです。有本さんはチャンネル桜に過去に何度も出たしキャスターもしたのに、その歴史を隠したいようで、絶対に「チャンネル桜に出ていた」と言いません。上念司さんにいたっては、チャンネル桜から出て「チャンネルくらら」を始めた倉山満さんの「チャンネルくらら」に自分も移動。そして、虎ノ門ニュースで成功し、本がバカ売れ。今は、三橋貴明さんが目障りなのか、虎ノ門ニュースの中で、必死でMMT批判を繰り広げています。しかも根拠のない言いがかりみたいな、おかしな批判です。MMTを普及させるために尽力しておられる京都大学の藤井聡教授には勝てないので、三橋貴明さんや中野剛志さんの方を攻撃しているところは卑劣です。勇気があるなら正面から討論して論破すればいいのに、それができない残念な人です。また上念司さんは、馬淵睦夫さんや河添恵子さんが説く、いわゆるディープステート、国際金融資本による工作活動を「ユダヤ陰謀論」と一蹴して批判しています。無知ですね。上念さんは本当の保守ではなく、本を売って稼ぎたいだけの人と受け取られても仕方がない行動を繰り返しています。虎ノ門ニュースでも、他者批判の言葉がえげつないので、人格が尊敬できないですね。人格を磨いて他者に尊敬されるように成長しないと人気は続かないでしょう。