お歳暮のお礼状のはがき個人には？会社には？イラストを探す

お歳暮をいただいたら、お返しはいりませんが、
お礼状は出したいものです。
主の名前で送られてきた時でも、妻が代わりに書くのもよいでしょう。
夫の名前の左下に、小さめの文字で「内」と書くと、
妻が書きましたということになります。

お歳暮のお礼状はがきを個人あてに書くなら

お礼状は、封書の手紙を書くのが一番丁寧ですが、
電話やメールでもお礼を済ませてしまえるようなこの時代に、
ハガキでお礼状を出そうという気持ちがあるだけでも丁寧だと思います。

文例としては、

前略　先日はご丁寧に結構なお歳暮を頂戴し、
誠にありがとうございました。
家族皆で早速、賞味させていただきました。
大好物ですので皆大喜びでした。
　奥様にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
寒さ厳しき折から、いっそうご自愛の上、
よいお年をお迎えください。
まずは、はがきにて御礼まで。　　　　　早々

お歳暮のお礼状には、年末ですので、
「良いお年をお迎えください」といった、
お正月を迎える言葉も添えるとよいでしょう。

お歳暮のお礼状はがきを会社あてに書くなら

取引先の会社などへのお礼状の場合、
相手の会社のことをなんと書くかが大事です。
「貴社」「御社」ですし、相手の会社のある場所や、
相手の住む場所を「御地」と書きます。
対して、自分のことをへりくだって「小社」「弊社」「当社」とし、
「当地」「弊地」と表現します。

例えば、

拝啓　歳末の候、貴社におかれましては、
益々ご繁栄のこととおよろこび申し上げます。
また、平素から格別のご厚誼を賜り、心より御礼申し上げます。
　さて、この度は、ご丁重に結構なお品をご恵贈いただきまして、
誠にありがとうございました。
忘年会の際に、皆で頂戴いたします。
今から楽しみにしております。
　今後ともよろしくご厚誼のほどお願い申し上げますとともに、
貴社のご発展をお祈り申し上げます。　　　　　敬具