歴史と天皇に関して理解すると皇室問題が見えてきます。
皇室の女系継承を主張する内容を述べた皇室論が最近あちこちで見られます。
その記事内容の多くが、間違った記載、事実に反する理由付けで、
いわば読者をミスリードするようなものになっています。
もし、愛子様が天皇になると、その結婚相手は、
当然、父親をたどっても神武天皇につながることのない人物になります。
すると愛子様のお子様が皇位につくとき、その天皇は、
父親を系図のうえでたどっても第一代の神武天皇につながらないのです。
父方をたどると神武天皇につながるのが天皇の不文律
これまで歴史上、ただの一人として、父親をたどって神武天皇に
つながらない天皇など存在したためしがありません。
そのような天皇は、万世一系の皇室の不文律に反する存在であり、
それはもう、天皇と呼ばれるものではなくなります。
つまりは皇室の滅亡をめざしているということになるといえます。
日本人すべてに皇室の意味を知らしめれば、女性宮家の創設が
危険な方向であることがわかります。
日本の国が世界史的にみて、いかに稀有な歴史を持つ国であるか、
それがいちばんよくわかるのが皇室の存在です。
二千年以上もワンファミリーで男系継承され、現存しているのは、
世界でも、日本にのみ見られるものなのです。
地球上で、日本をおいてほかに類例がないということです。
日本人のアイデンティティの根源であり、結束の要であるがゆえに、
これまで外国の侵略者たちはさまざまな方法で皇室破壊をもくろんできました。
しかし、それを御神意により排除し、私心なき忠臣たちの命がけの戦いで、
なんとか防衛をしてきたので、今日も皇室が残っているのです。
皇室をスピリチュアルの視点から見れば、天皇様の背後霊団の中には、
過去に命がけで皇室守護に生きた忠義の臣下たちが守護霊として
配属されています。
これまでの皇祖皇霊の御霊と、忠臣の御霊が一大守護霊団を結成し、
天皇様をたえずお守りしているのです。
それゆえにいかなる社会情勢になっても必ず忠義の臣下があらわれます。
谷田川氏の皇位継承に関する研究は必読
これら忠義の臣下、現代においては愛国者たちは、この守護霊団のメンバーが
日本中から探し出し、ひそかに霊的に背後から育て、教育し真実を知らしめて、
ここぞという時に日本国と皇室を守護すべくたちあがるべく仕組んでこられたのです。
皇統は万世一系である
今回ご紹介する名著を出版された谷田川惣氏もまさにその忠魂の御霊を持つ人です。
私財をなげうって、文献を集めて、論証を繰り返し
ブログやチャンネル桜掲示板で女系天皇論の害毒について警鐘を鳴らしてこられました。
その活動を認められ、ついに本書の出版が実現したのです。
谷田川惣氏が書き上げた本書は女性宮家創設や女系天皇問題のすべてを
論破して、検証して反論の余地がまったく入り込めないところまで追求しています。
皇室を今のままで守ることが日本文化を守ることにつながる
すべての日本国民とりわけ保守思想を持つ方に読破してもらいたい本です。
教師や政治家にとっても必読であることは間違いないです。
地方議員の皆さんもぜひ、本書を必読書として学ばれますよう祈ります。
また精神世界に関心のある方にとっても本書は得るところの多い書です。
皇室の意義が本当によくわかるからです。
皇室を尊重しないスピリチュアル研究者は偽者であり、
皇室を軽視している宗教は偽者であり、
霊的なことが本当に理解されてくれば皇室への理解が深まるのは当然の流れです。
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