ひなまつりは、春を感じさせてくれるほのぼのとした温かい行事ですね。
ひなまつりにケーキを食べる?
ひなまつりにケーキを食べますか?ひなまつりをどうお祝いするかも
以前の行事とは変化してきていますね。
最近は住宅事情もあり、雛人形も、7段ある立派なものは個人宅では
あまり見なくなりましたね。親飾りだけや、三人官女ぐらいまでの、
ガラスケース入りのお雛様が多くなっているように思います。
ひとつひとつ箱から出して、3月3日が終わったら、またホコリを払って丁寧に片付けて、
という手間暇も、今の忙しい時代ではなかなか大変ですし、ガラスケースなら、
箱から出すだけで、ホコリも払うのは簡単ですね。
老人ホームなどの施設、幼稚園や保育園では大きい雛壇を飾っているところもありますね。
そんなふうに、ひなまつりの様子も昔とは変わってきているのですが、
ひなまつりに何を食べるかも違ってきていますね。
コンビニやスーパーなどでも、ひなまつりケーキの予約を大きく宣伝しています。
やはり、子ども中心の行事だと、子どももケーキはとても喜びますから。
それだけではなく、大人でも、男性でも、ケーキを食べる機会が増えてきているのではないでしょうか。例えば、老人ホームのおやつに、一人ずつの小さなひなまつりケーキが出されるところもあります。
高齢者でも、ケーキは喜んで食べてくれます。糖尿病のあるかただけは、
半分にするとか、糖分ゼロや低糖質の手作りケーキになることもあるでしょう。
ケーキは、人の気持ちを喜ばせてくれて豊かに陽気にさせてくれる歓喜のパワーをもっているのでしょうか。
ひなまつりケーキ以外のお菓子なら
ひな祭りにケーキ以外のお菓子でお祝いするとすればなにがよいでしょうか。
甘酒、ひなあられ、または、春を感じさせるような生菓子和菓子が一般的ですが、
最近は色々な趣向を凝らしたお菓子が出回っています。
桜の花の形のおせんべいや、桜のマシュマロ、さくらマカロン、さくら最中、
さくらクッキー、桜饅頭、桜バームクーヘンなどなど。
飲み物にしても様々あります。桜茶もお祝いごとの時に使われますが、
さくらほうじ茶や桜そば、はたまた桜のワインという大人向きのものもあります。
桃の節句ともいいますから、桃のゼリー、桃のお饅頭、桃のマカロン、
そういったお菓子もひなまつりらしいですね。
ひなまつりあれこれ
雛人形を飾る時、お内裏さまとお雛さまのどちらが右側か左側か迷った経験はありませんか?
天皇皇后両陛下のお立ちになる位置をお雛さまの並べ方にしているので、
向かって右がお内裏様、向かって左がお雛様という並べかたが本来の形です。
京都や関西では、このように飾ります。これは、左側が最も上位の位ということからきています。
ただ、関東地方では、宮中のならいとは関係なく、向かって左がお内裏様、
右がお雛様の形で飾られていたようですので、その流れで飾られていることもあるかもしれません。
赤白緑の三色の菱餅は、ひし形が厄除けや魔除けとして使われてきたので、
そのかたちをとっているのです。赤色は赤いクチナシが解毒作用があり使われていました。
白餅は、菱の実が使われ、緑色には、厄除けのためによもぎが使われていました。
ひなまつりは、雛流しというものが風習として残っているように、もともとは、
紙の人形や、人の形に切った紙で自分の体をなでて、心や体の穢れを移して川に流す
というものからきています。
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