平均寿命と有料老人ホーム

有料老人ホームに入居すると元気で長生きできるようです。 それは有料老人ホームに入居する人々の社会的な階層が、 比較的、上流であるということにも関係しています。日本女性の平均寿命は、長年にわたり世界トップでしたが、 このたびの調査では、香港にトップの座を明け渡す結果となりました。

有料老人ホームにかかる費用

有料老人ホームを選ぶ上でもっとも気になるのが費用の問題です。高級な施設では二千万近い金額の費用が入居時にかかるところもありますが、最近では、もっと安くてリーズナブルな施設も増えています。入居時には費用があまりかからず月額でも20万円ぐらいで十分に充実したサービスを受けられる施設も増えており、それよりも安価なところでもしっかりとした介護を行っているところも多くなってきています。有料老人ホーム選びのガイドブックが出ています。 最新情報をもとに、それぞれの有料老人ホームの長所と短所を比較しています。最近の有料老人ホームは個性豊かなところが増えてきています。 温泉がついていたり、一流レストランがついていたりするところもあります。

有料老人ホームで出会った健康そのものという人

有料老人ホームで勤務をしていると、ほんとうにいろいろな人に出会います。 私が最近、出会って話を聞かせてもらって、大変、関心したある高齢者のことを書いてみます。それは一人の女性なのですが、ものすごく健康で、何の薬も飲んでいないし、体のどこも痛くない。健康なのです。それで、年齢をきくと82歳というのです。60代にしか見えなかったので驚きました。どんな健康法をしているのですかと質問すると、運動は、毎日、午前中に有料老人ホーム施設の周囲をぐるっと散歩するのが日課だといいます。日にあたるようにしてるそうです。その他は、自分の部屋にダンベルを置いていて、毎日、十五分ほどだけそれで筋力トレーニングをするそうです。 ダンベルの重さはときくと、2キロだといっていました。食事はどうしてるのですかと質問すると、毎日、有料老人ホーム施設の大食堂で夕食を食べているのだそうです。朝と昼はどうされてるのですかと質問すると、ニンジンジュースを飲むだけなんだといいます。

高齢者の筋力トレーニング

ニンジンジュースは市販のものを通販で買っているのだそうです。 サプリメントとか健康食品は何か使ってますかと質問すると、何も飲んでないけれど、最近、レスベラトロールというのがよいと教えてもらったので、それを飲み始めたといいます。でも、それは最近のことで、それまでは何も飲んでいないそうなのです。結局、この老人は、一日一食健康法をして、筋力トレーニングをして、散歩をして日光にあたるという生活をずっと継続しているのです。そして、趣味はときくと、読書なんだといっていました。読書で頭を鍛えているのですね。テレビはあまり見ないが、最近パソコンを買ったのでインターネットでニュースを読むのが日課だといいます。

有料老人ホームの介護職は給与が低く不満

特定施設の大半を占めるのが、有料老人ホームです。入居の契約の仕組みがわかりにくいことが指摘されています。90日以内に契約を解除した時、利用期間分の利用料や原状回復費用を除いて、入居一時金を返還することを定めた「短期解約特例制度」があるのを知らないで入居する事例もあるようです。有料老人ホームでの虐待の事件が今でも時々報道されています。入居を検討している人にとっては不安がつのります。どのような施設がリスクが高いのでしょうか。こんな有料老人ホームがダメという指針があればわかりやすいのではないでしょうか。 認知症を発症する高齢者は多く、10人に一人はその可能性があるともいわれています。認知症になった高齢者への言葉の暴力は、医療従事者などでも時折みられますが、余命がそれほどない高齢者にとって言葉や身体的な暴力はつらく悲しいものです。認知症グループホームでは、軽度者向けの報酬を引き下げるような12年度介護報酬改定がありました。認知症ケアでは、手書きによる生活記録を作成して入居者の家族と定期的なカンファレンスを行うことが推奨されていますが、なかなかそれが実践できていない施設が多いようです。

有料老人ホームで虐待が増える理由

症状が急激に進行するレビー小体型認知症などでは、家族の理解を得るため、入居者のターミナルケアにおいて、こうしたカンファレンスは必須です。しかし、介護職の給与がなかなかあがらず、優秀な人材が業界内に集まりにくい現状は問題です。 アベノミクスが介護業界にも給与増額の影響をもたらすにはまだ三年ほどかかるとされ、介護職の月1万円賃上げ要求を、介護クラフトユニオンが今も続けていますが、なかなか成果につながっていません。 アベノミクスで円高デフレが解消されると国内の賃金が増えるといわれており、歓迎されていますが一方で安倍政権はTTP参加交渉への参加を表明していますので、これが本格的にTTP参加となれば、外国からも安価な介護業者や人材が流入して、業界の値崩れが起こるリスクがあり、TTP参加は、医療、介護の分野でも国民を苦しめることになりますので、絶対にTTP参加にはならないように国民が反対していかないといけません。

TTPで利益を受けるのは一割にも満たない企業

国民全体にはTTPは不利益です。大手新聞にだまされてはいけません。今でも有料ホームの過半数は一時金を徴収せずに入居を認めているのです。これは有料老人ホーム協会が調査して判明しています。業界の値崩れがこれ以上進めば、業界の崩壊がおこります。そして結局は日本の高齢者が困ることになります。 10人に1人が認知症になる覚悟をする時代だと厚労省の迫井課長が発言していますが、そんな時代に老人ホームは絶対に必要な存在です。 昨年4月の介護報酬改定で、特定施設入居者生活介護費に「看取り介護加算」が創設されましたが、介護施設がもっと充実し、スタッフ教育も進み、看取りの方針を整備したり、アクティビティを充実したりして、質を向上させる必要があります。給与があがることは必須だと考えられています。老人ホームなどの特定施設には、終の棲家としての役割があります。ターミナルケアができる体制が整う必要があります。全国特定施設事業者協議会(全国特定協)の第1回特定施設事例研究発表全国大会が3月21日に開かれました。そこでは、「認知症ケア」と「ケアマネジメント」「看取り介護」の3テーマについて、全国の有料老人ホーム関係者らが事例発表しました。また、厚生労働省老健局の原勝則局長が地域包括ケアシステムを構築する重要性について語り、住まいの一翼を担うものとしての特定施設の使命の重要性について発言しています

老人ホームの種類と費用

老人ホームにもさまざまな種類があり、費用も違います。有料老人ホームへの入居を考えるなら、まず、老人ホームの種類についての理解が大切です。どんな暮らしを望んでいるのかによって、選択する施設が大きく変わります。医療面を重視するのかアメニティを重視するのか。夫婦の場合、双方の意見のすり合わせも大事です。入居してから後悔することのないようにしたいものですね。一時金も不要な特別養護老人ホームも増えています。有料老人ホームを代表としてさまざまな高齢者のための施設があります。 例えば、生活保護受給でも入所できるところとしては、一時金も不要な特別養護老人ホームがあります。有料老人ホームとなると、その費用もさまざまなランクがあり、高級なところから安価なところまでさまざまです。経済状態に応じて選ぶことになります。多くの施設で、入居時の一時金が必要です。高級なところはこれが高額になります。一千万~二千万円のところもありますが数百万~数十万円のところもあります。そして毎月の管理費や利用料を負担しなければなりません。これも毎月十万から二十万かかります。公的年金を満額で受給していれば、有料老人ホームに入居可能な人が多いです。身の回りのことができる高齢者の場合は、軽費老人ホームと呼ばれるケアハウスや、住宅型有料老人ホームがおすすめです。入居金を用意するために、持ち家を売却する人もいます。

有料老人ホームは介護レベルが高い

軽度の介護支援を受けながら生活する特定施設の指定を受けた介護付ケアハウスが おすすめですが、有料老人ホームの場合は、自立した人から、要介護5の判定の人まで さまざまな人を受け入れてくれるところも多くなってきています。認知症になれば通常はグループホームに入るか、介護を在宅で受けつつ、次第に老人保健施設に入所することを勧められることが多いです。もちろん、有料老人ホームでも認知症の入居を受けてくれるところは多くなりました。重度の要介護を受ける場合は特別養護老人ホームに入所がお得です。さらに医療が必要になると常時の医療支援を受ける事ができる療養型医療施設、 療養型病床群での長期の入院となります。人工呼吸器をつないだ状態などの 要介護5のケースでは、こうした医療機関を使わざるを得ません。 ある程度のレベルの有料老人ホームの場合は、入居一時金として1千万円ぐらいは必要です。 また、毎月の管理費、維持費などの利用料支払いのためには安定収入を 毎月25万円程度得られる必要があります。 多くのケースでは1千万円程度の入居金が用意できない上に、 年金も20万円以下のことが多いので、入居する施設のグレードを下げていくことになります。

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