中学生の葬式での服装は?
中学生は普通は制服でお葬式に参列することになっています。
ですが、絶対制服でなければならないということではありません。
子供は成長するので、普段から子供用の喪服を用意していますということはあまりありません。
それを考慮して、制服でよいですよということです。
問題となるのは、その制服に、赤いリボンがついているとか、赤いネクタイですとか、
スカートが赤いチェックですが大丈夫でしょうかという点についてです。
制服であれば、ピンクでも真っ赤でも大丈夫です。ただ、よほど派手な場合は、制服をあきらめて、
黒いスカートやワンピースやズボン、スーツなどを着るように工夫されると良いと思います。
また、ネクタイやリボンの取り外しが可能な時は、それをとりはずすのでもよいと思います。
体格にもよりますが、中学生でも大人のsサイズの喪服が着れる人もいますので、
しまむらや、通販のニッセンなど、安いお店を探して購入したり、レンタルする方法もあります。
そして、髪型も地味にみえるように黒ゴムでまとめるなど工夫してください。
スカートの丈も短すぎはいけませんし、校則違反の服装ではやはり失礼ですので、注意してください。
つい忘れやすいですが、数珠も持参しましょう。100円ショップでもすぐに手に入りますので。
中学生の葬式での靴は?
中学生の制服がある場合は、制服の時に履く靴でよいです。白でも黒でも茶色でも、
ローファーなどの革靴でも、スニーカーや運動靴でも、校則で決まっている靴であればよいです。
ただ、赤い靴だったり、金色やラメなどの飾りや模様がある靴のときにどうするかです。
模様が小さくてあまり目立たなければよいですが、気になるなら、黒っぽい靴にするほうがよいですね。
足のサイズが同じくらいなら、お葬式の日だけお友達から貸してもらう方法もあります。
スニーカーの赤のラインが入っている部分に、黒いビニールテープを張り付けて、
急場しのぎでお葬式に行かせたこともありますが、最後までそれで大丈夫でした。
中学生は葬式に香典を持っていくの?
お友達が亡くなったときにお葬式に参列することがあるかもしれません。
小学生や中学生の義務教育の間は、香典を持たずに行っても大丈夫です。
一人で行く状況は普通はなく、親がついていくことが多いでしょうし、
または、クラスみんなで行くとかになるでしょう。
そういった場合は、大人が香典を持っていきますし、(相場は5千円~1万円)
クラスで香典を集めてまとまった金額として持っていくことがあるかもしれません。
また、親同士の関わりはあまりないからという場合であれば、香典という形ではなく、
友達同士で話し合うなどしてお金を出し合ってお花や果物などをお供えするという方法でもよいです。
高校生の場合は、友達同士で連名でいくらかを包めばよいです。
バイトをしている人もいるとは思いますが、たいていはまだ親のすねをかじっている年齢ですから
金額を高額にする必要もないので、相談して集めればよいでしょう。
もし、自分一人で香典を包むとすれば、相場は3千円ぐらいです。
2千円がよいと言う方もいるようですが、地域によっても風習がちがいますが、
多くは2という偶数を避けるようです。その場合は「2度あることを避ける」意味があるようです。
また、2万円なら構わないという説もあります。
そして、4も「死」を連想させるので避けます。
大学生となると、香典の相場は5千円です。
ちなみに、香典の相場ですが、
自分の両親が亡くなった場合は 5~10万円
自分の祖父母・叔父・叔母が亡くなった場合は 1万円
自分の兄弟姉妹が亡くなった場合は 3~5万円
それ以外の方、友人知人ご近所などの場合は 5000円~1万円
コメント