福島県産のコメも小麦もすべて安全であることは福島県産のコメの全袋検査で
証明されています。福島県内で収穫し、出荷する全てに放射性物質の全袋検査
がなされているのです。
検査機の検出限界は1キロあたり11ベクレル未満で、
検査した農産物すべて放射性物質は検出限界未満でした。
作家の藤岡真氏がTwitterで「TOKIO。究極のラーメンて、
福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し。 」とつぶやいたことが
ニュースになっていましたが、まったくの無知から出たつぶやきだと言えます。
実測値データが福島県の農産物の安全性を証明している
そもそも、現在の福島県の二倍の自然放射線があるコロラド州などアメリカでは、
ふつうに健康に人々が生活しています。
チェルノブイリ事故でさえ、WHOは、正式に低線量放射線による被害
は認められなかったとの報告書を出しました。
1970年前後は、中国の核実験のため、日本全土に
今回の東日本大震災の10倍以上の放射性ストロンチウムの雨が降り注ぎました。
その時代に生まれた子供は今、三十代後半から四十代ですが、
この年代に特に癌が多いとか、白血病が多いとか、禿げているとか、
そういった現象は一切ありません。
ホルミシス効果と福島県産の農産物
つまり、世界的に認められている基準、年間100ミリシーベルトを超えない限り、
低線量放射線は、健康には害がないのです。
それどころか、ラドン温泉やラジウム温泉の事例をみれば、
低線量放射線は、むしろ健康増進の効果があるということです。
これを放射線ホルミシスと名づけたのはアメリカのトーマス・ラッキー博士です。
これまで放射線はわずかでも健康に有害だと思われていましたが、
それが間違いであるとわかってきました。
低線量放射線はむしろ健康増進の効果があり、今回の福島のレベルでは、
心配するような害は何もないのです。
これは高田純教授が現地調査を詳細にして、その結果を報告している本が出ています。
決定版 福島の放射線衛生調査 ―低線量率だった福島の真実と20km圏内の復興 (高田純の放射線防護学入門シリーズ)
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