建国の歴史を教えることはどの国においてもたいへん重要な国民教育です。
我が国では、二月十一日は建国記念日です。
日本の国が建国されたことを祝う日(紀元節)です。
しかし、建国の由来をいったいどれだけの日本人が知っているのでしょうか。
建国記念日とは、伝説に基づいたものでありますが、おおむね、以下のような由来です。
神話の時代から、天照大御神のご子孫であられる古代天皇家の一族は、
九州に都をおいておられました。
神倭磐礼彦命(かむやまといわれひこのみこと)(のちの神武天皇)は、
この日本国を平和な良き国にするために都を東にお遷しになろうと決意されました。
そして軍を率いて九州を出発し、東へ東へとむかいました。
幾多の試練を経て、大和の国に入られ、
そこで第一代天皇の御位におつきになりました。
建国の詔を初代天皇である神武天皇が奏上されたのが建国記念日
そのとき「百姓(ひゃくせい)を大御宝(おおみたから)として」
という建国の辞を神々に奏上されたのです。
その時以来、天皇家は現在に至るまで125代にわたって、
国民は国の宝であるという信念に基づいて、
ひたすら国の平安と国民の幸せを神に祈ることを続けてこられたのです。
最初の天皇が奈良の橿原で即位されたのが建国記念日のいわれ
この第一代神武天皇が即位された日が、二月十一日とされているのです。
奈良県の橿原市のあたりでその即位の儀式は行われました。
橿原神宮はその神武天皇を祭祀している神社です。
日本の建国の神話は、戦後、GHQの圧力で教えられなくなり、
戦後は、教職員組合による偏向教育などで、学校では教えなくなりましたので、
こうしたことは各家庭で、親が子に教えていき、日本の心を大切に守りましょう。
立派な祖先に恥じない人間になるのだという心がまえを教え、
日本人は素晴らしい。日本人に生まれて良かったな。
そういう誇りを持つように子供を育てたいですね。
日本は世界最古の国としてギネスにも登録されている
伝承では2676年もの長きにわたって継続されてきたのが、わが日本国です。
これは世界で唯一といってもよいくらい古い国家なのです。
ギネスブックにも世界最古の国家として登録されています。
歴史の浅い国から見れば、羨望のまなざしでみられるものなのです。
日本の心を大切にする、あらゆる活動が今こそ必要になってきています。
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