認知行動療法の効果が医学的に検証されてくることで、
厚労省も、できるだけ多くの精神科医に認知行動療法を習得させ、
実施させていきたいという方針になっています。
認知行動療法がひとりでできる本
保険診療で認知行動療法のカウンセリングが受けられるようになり
ましたが、精神科医や心療内科の病院や医院やクリニックで、
しっかりとした認知行動療法を実施している施設が少ないです。
うつ病やパニック障害や不安障害などのメンタルストレスによる不調が、
認知行動療法によって改善することを知り、自分もやってみたい場合は、
まずは本を読んでみることをおすすめします。
医療従事者でなくても、認知行動療法のやり方が、
よくわかる本がすでにたくさん出ています。
疲れた心と体をよみがえらせるための自分でも
できる方法がさまざまに本で紹介されています。
マイナスの言葉の悪習慣が、気分を滅入らせてしまうので、
マイナスの言葉の言い換え方法を工夫すると効果的です。
どうしてできないのだろう⇒どうしたら私はできるだろうか
どうせダメだ⇒よく考えればダメじゃない事もあった
いまさらダメ⇒まだ間に合うかもしれない
誰もわかってくれない⇒誰かに話してわかってもらおう
認知行動療法は言葉の使い方の工夫
つまり、なにげない言葉の言い換えを練習していくことで、
心を病ませている自己否定パターンから脱出することができます。
ストレスの受け止め方を変えていくことは練習すれば体得できます。
自分の性格を肯定的に表現する方法を知ることで、自分で、
自分に認知行動療法が施せるようになるということです。
認知行動療法で脳内のセロトニンが増加
安心ホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるようになるには、
認知行動療法の実践のほか、ゆったりとした腹式の呼吸、
食事のときはゆっくりと咀嚼する、という工夫をすることです。
専門の知識のない人でもすぐに実行できます。
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