建国記念日の由来を知らない子供が増えている
建国記念の日は、日本の建国が宣言された日です。
それは第一代の天皇様である神武天皇様によって奈良県にある
橿原神宮のあたりの地で行われたそうです。
ところで皇室の祖先は、天照大御神さまです。
天皇陛下が伊勢神宮に参拝するということは、ご先祖に
ご挨拶に行かれるということになります。皇居では、神道の形式にのっとって、
日夜、天皇陛下が国民の幸福や国家安泰を神様にお祈りしてくださっています。
複雑な儀式による祈願祭も頻繁に行うので
天皇陛下は多忙な毎日をおくられています。
皇室外交の公務や、国内各所への訪問の公務もこなされながら、
神主としての祭事も行っているのです。
神社神道と皇室が深く結びついていることは専門家の間では常識かもしれません。
しかし、教育の荒廃によって、現在では、皇室と日本文化の関係が
子供達に十分には教えられていません。
戦後教育では皇室や建国記念日について教えないようにされてきた
むしろ、できるだけその話題を避けるような方法がとられています。
一部の教職員組合の運動の一環として、子供達に皇室への敬愛の心を
持たせないようにしようという意図があるようです。
皇室は、日本文化の総本家のような存在であり、日本人として、
避けて通るわけにはいかないアイデンティティの一部のはずです。
それを避けるような教育、むしろ、戦争犯罪などと結びつけて
皇室を断罪するような教育をしている教師も存在しています。
もちろん皇室は戦争とは無関係であり、かの昭和天皇陛下も、
一貫して日米開戦を回避なさるお心でありました。
しかし、戦前の日本も現在の日本と同様の立憲君主国であり、
政治は内閣が行っていました。
日本は侵略戦争はしていないし、市民の殺戮もしていない
天皇陛下といえども内閣が決定したことに反対はできないシステムであったのです。
だからこそ、先の大戦で戦死された人々のことを昭和天皇陛下は思っておられ、
慰霊の旅を行っておられました。そして今上天皇陛下は、
そのお心を受け継いで、昭和天皇様が慰霊に訪問できなかった海外の土地を回っておられるのです。
フィリピンもそういう経緯でご訪問なさいました。
そもそもフィリピンは、アメリカによる無差別爆撃によって
100万人もの市民が亡くなったのであり、
日本軍は侵略者であるアメリカをフィリピンから追い払い、
フィリピンの人々の独立を達成せんとして戦ったのです。
インドネシアでもマレーシアでもベトナムでも同じです。
インドもそうやってイギリスの植民地から救い出そうとしたのですが達成できませんでした。
ともあれ、日本がしたことは欧米の植民地となったアジアを救い出すための戦いであり、
絶対に侵略戦争などはしていません。
日本がアメリカに敗戦したために、侵略者の汚名を着せられたにすぎません。
また、従軍慰安婦等の反日悪宣伝も、戦後時間が何十年も経過してから出てきた
突拍子もない話であり、まったく事実無根です。
ところが多くの日本人や若者は、こうした歴史の事実を知りません。
皇室についての知識もありません。学校教育は偏向した内容が多く、
子供は洗脳されているともいえます。これは日本文化崩壊をまねく大問題であり、
心ある父兄は、子供達にどんな歴史教育がなされているか、常に目を光らせておく必要があります。
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