不要品を処分し部屋を片付けるとお金がたまりダイエットできるの?

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不要品を処分して、整理整頓し、部屋を掃除すると、お金が貯まるようになるといわれたりしますね。一見、なんのつながりもないように思えるので、どんな理屈でそうなるのかと不思議に思うかもしれません。ひとつめの理由は、不要品が見えるところであれ、見えないところであれ、存在すると、無意識に生活空間全体に滞りを感じてしまい、疲れが取れず落ち着かず、癒されず、あるいは、イライラしたりもして、その上、なんとなく滞りを感じてしまい、照明が明るくとも、暗い雰囲気を醸し出してしまい、見える収納や必要のために出しているものまで、美しいとは思えなくしてしまう。

不要品を処分して部屋を片付けるとお金がたまる?

これがすっきりと片付くと、つまり、不要品は無くなり、掃除されてゴミやほこりが無くなると、部屋全体の風通しが良くなり、(気の流れが良くなるとも表現される。)不思議と雰囲気が明るくなり、それにつれて、住んでいる人の気持ちも軽くなり、明るくなり、疲れても回復しやすくなり、やる気が湧いてくるので、全てにおいて上手くいくようになるのである。

一言で言うと、やる気がドンドン湧いてきて開運するので、お金の流れも良くなるということである。お金がたまるとは限らないが、入金が増えてくるわけである。ふたつめの理由は、どれが自分にとって必要で、どれが不必要かを判断し、不要品を処分するという行動を通して、その人が、執着を手放すトレーニングをすることである。

執着を手放すトレーニングとは、普段の自分がふと思い出す過去の思い出への執着、物品への執着、自分の思い込みや自分の考え方への執着、自分の感情への執着、自我への執着など。それらの過度な執着を離れようと思っても手放すことはなかなかできないものだが、物品をひとつひとつ手放すことによって、その行動からも自分の心や気持ちへのアプローチができるのである。

そして、執着を離れることができるとどうなるか、許すことができるようになり、心がかろやかになり、明るくなり、開運の気をドンドン呼び込むので、金運も上がるのである。ところで、お金がたまるかどうかということについては、お金が貯まることが良いかどうかという観点で考えてみる必要があろう。貯めるという行為は、執着にも繋がることである。

一方、金運、裕福、豊かさの実現には、必要なお金がいつも手元に入ってきさえすればよいのであり、貯めることが必ずしも必要ではない。つまり、お金が豊かに自分に入ってきて、必要な分を使うことができれば豊かさは実現するのである。家や部屋にもち込まれる物品においても、必要なものだけを持ち込み、使い、必要が不必要に変われば処分するという物の流れを、滞りないように作り出すことができれば、気の流れの善い、運気の善い、金運の善い住みかとなるのである。

不要品を処分して部屋を片付けるとダイエットになるの?

さて、使っていないもの、使わないもの、しまいこんでしまって忘れている必要ではない物を処分して、整理して整えて、掃除をすると、痩せられるかどうか、ダイエットの効果があるのかどうかについて。まず、体を動かして、処分や片付けや掃除をすることになるので、カロリーを消費しますから、一時的に少しだけ体重が減るかもしれません。それ以上に、断捨離をして痩せた!という人は多く存在するわけで、それはなぜなのか。

それは、常に要るもの要らないものを選別し、要らないものを処分し、要らないものは買わない、もらわない、持ち込まないという訓練が身についてくると、自分にとって、無駄なものは何かを常に考える脳になるからなのである。つまり、食事においても、自分にとって必要な食べ物を選別し、無駄に食べることが無くなるということになる。

ただ、この方法の場合は、食べ過ぎで太ってしまっている人には効果があるのだが、あまり食べないのにも関わらず、運動不足で太ってしまっている場合はそれほど痩せられないこととなる。運動不足で太ってしまっている人は、体を動かすのが億劫な人が多いため、整理整頓や掃除をすることを常に心がけて、めんどくさいと思わずに、こまめに体を動かすことの方を重視すると、少しずつではあるが、体重を減らすことができるということになる。

物を処分することは執着を手放すこと

繰り返しにはなるが、物には、一人一人の思いが宿り、思い出が染み付き、また、場所の気を吸収して保持しているものでもある。一方、住まいという場所が、明るい気持ちになり、やる気が湧き、良い発想が湧いてくる品物たちに囲まれて、発展機運の場所となることが、幸せを招き、開運に繋がることである。マイナスの思い出、負の想いが宿っているような物は、執着を離れる訓練として手放しやすいかもしれない。しかし、それほどの思い出もなく、なんとも思っていないような品物であっても、必要ではなくなったものは、物として生かされていないということであるから、死んでしまっている品物なのである。

死んでしまっている品物は、やはり、マイナスの働きを持つ。それならばと使うようにするか、他人に生かしてもらうか、廃棄するかは自由に決めればよい。自分の性格が執念深いと思っている人、昔の怨み辛みを忘れることができない人、他人への妬みや嫉妬を抱えている人、つい愚痴ってしまう人は、自分の想いを断ち切る訓練として、不要品の処分に取りかかることをおすすめする。

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