お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術はあるでしょうか。
不眠症やうつ病も最近増えていて、心療内科や精神科に行く人も多いです。
そこまでひどくなる前に、気持ちよく眠るため真に役立つ方法を実践しましょう。
睡眠はテクニックであり、だれでも身につけることができる技術です。
睡眠薬は、副作用を考えると使うべきではないです。
必ず眠れるためには本当の悩みを解決する
不眠症の薬を飲んでいる人の中には、同時にうつ病の薬を飲んでいたり、
神経症を緩和する薬を飲んでいる人も多いです。
それは、その人の心を苦しめている原因がちゃんとあって、
それゆえに、うつ病、不眠、適応障害、パニック発作などの
種々の病気として、出ているということです。
その場合には、いくら不眠症についての対策だけを追求しても
根本の解決になりませんので、むしろ、ご本人を苦しめている、
本当の原因を取り除くべきです。
例えば、自分には合わない仕事や職場で無理をしている場合なら、
転職することが根本解決です。転職を恐れる人もいますし、
不景気なので不安と言うのもわかりますが、
しかし、現状をそのままにして薬漬けの日々を
送ることのほうがよほどリスクが高いともいえるのではないでしょうか?
必ず眠れるために人間関係のこじれを解消する
少なくとも、人生の貴重な時間を不眠と闘いながら
苦しみながら、過ごしていくわけですから、
一度しかない人生をそんな使い方でいいのか考えてみる必要があります。
夫婦の問題が何かあったり、家族間の人間関係が苦痛だったり、
仕事以外にも不眠の本当の原因は、いろいろあります。
必ず眠れるようにするには、抱えている問題の根本的解決が必要です。
環境を変えることを恐れる気持ちがあなたを薬漬けにし、
問題解決から遠ざけていくということに気がつくことが大切です。
必ず眠れる食べ物を毎日食べること
その次に大事なことは食べ物を変えることです。
アミノ酸であるグリシンは深い睡眠を助けるアミノ酸です。
エビ、ホタテ、イカ、カジキマグロ、鶏の軟骨、牛スジ、豚足に含まれます。
トリプトファンはメラトニンやセロトニンの材料になるアミノ酸です。
バナナ、牛乳、チーズ、アーモンド、豆乳、納豆、肉類、赤身魚に含まれます。
メラトニンとセロトニンは脳内ペプチドであり、
精神を安定させて深い睡眠を支えているホルモンです。
グリシンとトリプトファンという二種類のアミノ酸を補充すると
睡眠を快適なものにすることがいろいろな研究からわかってきているのです。
脳機能を抑制してしまう睡眠薬よりもこうした自然な食材からの
アミノ酸の補充が安心安全であることはいうまでもありません。
依存性の高い睡眠薬よりも、アミノ酸を補う食材から試してみることで、
睡眠薬依存になるリスクを避けることができます。
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