花粉症対策と漢方薬

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薬局漢方でカンタンな健康管理ができます。薬局で簡単に購入できる
漢方エキス剤の活用法を知ると花粉症対策も可能です。
花粉症対策の薬局漢方はいろいろとあります。

病院でもらう花粉症の抗アレルギー剤を飲んで、
眠くなったりだるくなったりして困った経験がある人は多いですが
漢方薬には眠くなる副作用はありません。

自動車を運転するような人は、ぜひ活用して頂きたいものです。
薬局で買える漢方薬で花粉症の症状に使われるのは、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)、
香蘇散(こうそさん)などの漢方処方です。

花粉症は漢方外来の受診がもっともおすすめ

漢方の難しい「証(しょう)」という診断をするには、
漢方の専門医を受診することをおすすめします。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、多くのドラッグストアでは、
風邪用のエキス剤として一週間分程度を販売しています。
ツムラとかクラシエなどのメーカーが多いです。

この処方はもともとは鼻水や咳が中心の風邪に使う処方であり、
体力が中等度以上の人向きです。適合すれば一服目からじわじわ効いてきます。

漢方を飲むとき、食後は効き目がやや落ちるので、
できるだけ食前30分から一時間前に服用するように心がけて下さい。
白湯で飲むとより良いですが、水でも大丈夫です。

花粉症の初期なら眠気の副作用のない漢方は役立つ

次に毎年、花粉症で苦しんでいる人、および、今回はじめて花粉症になったが、
体力がもともとあまりなく、どちらかというと虚弱なタイプ、
このタイプの人には、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)が
使われることが多いようです。

これもドラッグストアで入手できるのでわからなければ専門医を
受診したり、薬剤師さんに相談して試してみてください。
体力旺盛でのぼせ症の人には不向きな処方なので、そのような人は小青竜湯を使って下さい。

先にあげた二つの処方が、飲んでみてきかなかった人、
または胃にもたれてしまい食欲が低下してしまった人、
このタイプは、胃腸機能が低下していることが多く、香蘇散(こうそさん)が向いています。

漢方は胃腸を整えて全身のバランスを正しながらの花粉症対策となる

何年も花粉症を患っていたり、通年性の鼻炎になったりしている人は、
ほとんどのケースで胃腸機能低下がおきているので、
これを補う生薬が配合された処方が望ましいのです。

花粉症には、他にも有効な処方がたくさんありますが、
これ以上は専門医の見立てに頼るのが無難ですので、
これらを試しても効果が不十分だった場合は、漢方専門医を受診してご相談下さい。

身近な病気で漢方を体験して頂き、西洋薬と違った効き目を知って頂けたらと思います。
最近は、PM2.5や黄砂のアレルギーも問題になっていて、花粉症と思っていたら、
実はPM2.5や黄砂アレルギーだったケースもしばしば見かけます。

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